■公式サイトには標準仕様のGT-Rもオーダー終了とアナウンス
さて、ノーマルのGT-Rはどうなるのか? 公式サイトでは標準仕様のGT-Rが掲載されており、いずれも「こちらに掲載のGT-Rのオーダーは終了させていただきました」と掲載されている。
実は2021年6月にはアナウンスされていたものだが、これを見て、R35GT-Rはもう生産終了か! と思った方もいるかもしれないが、さにあらず。
ちなみにこの公式サイトに掲載されているモデルは2019年4月に発表、6月に発売されたGT-R2020年モデルだ。
さっそく日産関係者に問い合わせると、「標準仕様のR35GT-R 2022年モデルが近々に発表されます。現行のR35GT-Rが生産中止になったわけではありません」とのことだった。はたしてどんなモデルになるのか、発表を待ちたい!
■次期R36型GT-Rは2023年発売予想
現在入手している最新情報によれば、現行のR35GT-Rは2022年秋に生産を終了予定。
次期R36型GT-Rの開発については当初、VR38DETTエンジンをベースにしたマイルドハイブリッドを搭載して次期モデルに繋げていくというものだった。
しかし、最新情報では、なんとガソリンターボエンジンのまま次期モデルを開発しているというもので、マイルドハイブリッド化はGT-Rの産みの親である水野和敏氏が開発当初から計画していたもの。
水野氏が日産を退職したことでスケジュールが遅れていたものの2022年には実用化できるということだったが、それがガソリンエンジンのままモデルチェンジするという情報に変わった模様。
CAFE(企業別平均燃費)は得意のe-POWERとEV戦略で少し余裕が出たのかもしれないが、2022年からは騒音規制も厳しくなるため、GT-Rのようなスーパースポーツモデルには厳しい状況になるはず。だからこそ現行モデルは2022年秋で販売終了の説が出ていたのだが、次期モデルを生産できるというのは嬉しい誤算。
変更内容を考えると、実質的にはマイナーチェンジと言えるような変更となるが、販売戦略上、型式変更をともなう「フルモデルチェンジ」となるR36型と銘打って登場する可能性が高い。
発売は2023年早々になるのではないかと予想する。新情報が入り次第、随時お伝えしたい。
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