ハイエース!? GT-R!? モテるのはガテン系?ガチ系? 直系チューニングカー一気試乗


自動車メーカー直系のワークスチューニングカーのメディア向け合同試乗会が、群馬サイクルスポーツセンターで行われた。

モータージャーナリスト・清水草一氏がTRD、NISMO、MUGEN、STIの計7モデルを徹底チェック! 採点簿では女性へのモテ問題も切り込んでいるので見てほしい!

文/清水草一
写真/西尾タクト
初出/ベストカー2018年9月10日号


■TRDは人気のハイエース、新型クラウン、カローラスポーツの3台

TRDハイエース/パーツ販売

新型クラウンのスポーティグレードRS向けに、TRD初の試みである「ブラックエディション」のエアロパーツをラインアップ。LED付きフロントスポイラー+サイドスカートVer.2+リアバンパースポイラーのセットで18万1440円。フロントフードエクステンションは2万4840円。6J×15インチのアルミホイールにTRD TF7A+グッドイヤータイヤ、イーグル#1 NASCAR(195/80R15)を組み合わせたセットで17万7120円

今年のTRDの目玉は、ガテン系やアウトドア派に大人気のハイエース! こういう非走り系のクルマにこそ、チューニングが生きるというTRDのコンセプトはとってもイイネ! 試乗車はハデなラッピング&控えめなエアロが装着されていて、かなりモテそうな雰囲気だ。

チューニングの内容は、ショックアブソーバーの変更が主。それもなんと、ノーマルよりソフトにするという大胆さ。狙いはズバリ、「快適な乗り心地と正確なステアフィール」。これまたモテそうじゃないか! やるなTRD。

乗ってみると、まるで船のようにフワンフワンしている。群馬サイクルスポーツセンターのバンピーな路面を走る と、揺れがデカすぎて正直キツイ。フワフワすぎて、ノーマルのほうが走りやすいでちゅ。しかしまぁ、平滑な路 面をゆったり走るならアリなのではないか。推測ですが。

メンバーブレースで、リアサスペンションからの入力によるボディ変形量を低減。メンバーブレースセットは3万2400円

ヒョコヒョコやゴツゴツと感じる振動を低減。ミニバン的な乗り心地を追求した。TRDショックアブソーバセットは12万9600円

TRDハイエース・採点簿
楽しさ度:2点
本気度:2点
モテるかも度:5点
完成度:2点
※各5点満点

TRDクラウンRS/パーツ販売

新型クラウンのスポーティグレードRS向けにTRD初の試みである「ブラックエディション」のエアロパーツをラインアップ。フロントスポイラー+サイドスカート+リアバンパースポイラーのセットで19万9800円。リアトランクスポイラーは3万7800円。このほかパフォーマンスダンパーセットは9万7200円、ドアスタビライザーセットは3万2400円。8J×19インチの鍛造アルミホイールTRD SF4+ミシュランパイロットスポーツ4S(235/40ZR19)のセットで68万6880円

続いて新型クラウンRS。こちらはエアロと19インチの軽量鍛造アルミホイールが主な内容だが、走りのよさにビックリ! 実は新型クラウンでワインディングを走るのは初めてで、ニュルで鍛えた効果を初めて体感しました! バネ下重量軽減で足の動きもイイ!  感動!!

■TRDクラウン・採点簿
楽しさ度:5点
本気度:3点
モテるかも度:3点
完成度:5点
※各5点満点

TRDカローラスポーツ/パーツ販売

試乗できなかったので撮影のみ。全周を覆うレッドモールが目を惹くエアロパーツを装着し、軽快なスポーティなテイストを演出。まるで純正パーツのように、溶け込んでいる。フロントスポイラー/サイドスカート/リアサイドスポイラーの3点セットで価格は14万8000円。リアルーフスポイラーは4万円、15インチのアルミホイールは5万6000円(1本)。ちなみにフロントスポイラーはオリジナルに比べ約22mmダウン、全長は18mmプラス

■GT-Rとノートe-POWER、2台の凄すぎるNISMO

GT-R NISMO/パッケージ販売

ニュルブルクリンクで7分08秒679を記録した量産車世界最速マシンのパフォーマンスをパッケージ化。2017年モデルのGT-R NISMOがさらに速くなった。1820万円という車両本体価格のほかにNISMO NアタックパッケージAキット972万円(工賃含む)が組み込まれたスペシャル仕様で、その内容は専用のインタークーラーパイピング、専用フロント・リアLSD、専用ショックスプリングのほか、カーボンフロントフェンダーやフロントアドオンスポイラー、カーボンリアウイング、カーボンリアバルクヘッド、フルバケットシートなど多岐にわたる

試乗車には、開発中のBBS製20インチの鍛造アルミホイールが装着されていた。スーパーGTの技術が投入されている

まずはGT-Rの超本気仕様から乗りましたが、凄すぎてどうにもなりません……。それでも超バンピーな路面を爆走してもまったくハネない足の仕上がりに感動。

さらに、ミハエル・クルム選手の助手席でホンモノの走りを体験して失神。さすがニュルで鍛えただけに、バンピーな路面での速さは世界一だろう。凄すぎる! 体育会系をはるかに越えて、オリンピック選手並みの世界でした。

■GT-R NISMO Nアタックパッケージ装着車・採点簿
楽しさ度:超凄すぎる
本気度:5点
モテるかも度:2点
完成度:5点
※各5点満点

ミハイル・クルム選手に挑むも、助手席で昇天。世界レベルの走りは凄かった

ノートe−POWER  NISMO/パーツ販売

まだ開発中だがe-POWER用フロントLSD(ヘリカル式)を装着。リーフ NISMO RCの技術を流用しており、スポーツ走行が楽しくなる。エンジンはNISMOのエンジンチューニングメニュー、スポーツリセッティングが施されていた。価格は工賃込みで13万円。エクステリアはカーボンピラーガーニッシュが3万5640円、カーボンピラーガーニッシュリアが1万7820円、カーボンドアミラーカバーが4万6440円。装着されていたアルミホイールは純正のノートNISMO用17インチアルミホイール

ノートe-POWER NISMOに乗り換えると、とっても平和でカイテキな世界が待っていました。NISMOチューンによって加速も回生ブレーキも、よりコントロールしやすい。ショックの減衰もいい感じで、荒れたワインディングでもしっかりしなやか!

見た目は、グリルのe-POWERのブルーメッキと、NISMOの赤の差し色がいいコントラスト。ただし、これがモテるかは疑問です。

■ノートe-POWER NISMO・採点簿
楽しさ度:4点
本気度:3点
モテるかも度:2点
完成度:4点
※各5点満点

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