■マツダSKYACTIV-X車は生産中止の可能性?
マツダがマツダ3とCX-30に設定しているSKYACTIV-X搭載車の売れゆきが頭打ち傾向になり、今後の存在基盤が揺らぎそうな趨勢となっています。
SKYACTIV-Xは火花点火制御圧縮着火方式を採用した2Lエンジンで、マイルドハイブリッドと組み合わせることで、高性能と低燃費を高次元で両立させるのが売りです。
しかしながら価格が高いうえ、ハイオクガソリン仕様のため燃料費が高くつくのがデメリットで、両モデルとも販売構成比は全体の10%にとどまっています。
マツダ3は8月の一部改良で、ノーマルの直噴エンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた廉価バージョンを設定して発売しています。そのため今後は販売の中心がこちらにシフトし、SKYACTIV-X搭載車の影がますます薄くなる可能性があります。
マツダ販売店筋では「近い将来、SKYACTIV-X車は生産中止に追い込まれるのではないか?」と危惧する向きが強くなっています。
■来年の秋にもスバルフォレスターはフルモデルチェンジへ
スバルは2023年秋にも主軸の上級SUVであるフォレスターをフルモデルチェンジする見通しです。次期モデルは最新型に進化させたスバルグローバルプラットフォームを採用し、キープコンセプトながら若干の上級シフトをさせてモデルチェンジします。
■スバル次期型XVは10月上旬に先行予約を受付開始
スバルは11月中旬にフルモデルチェンジする次期型XVの先行予約の受付を10月上旬に開始する方針です。次期モデルは従来モデルとほとんど同サイズで、クォリティアップを図ります。
従来は基本コンポーネンツを共用するインプレッサスポーツを先に世代交代し、数カ月遅れでXVを一新していましたが、次期モデルでは逆にXVのほうを先にフルモデルチェンジします。
これには、マーケットニーズがSUVタイプのXVのほうに移っているといった背景があるようです。なお、インプレッサスポーツの世代交代は2023年4月になる見込みです。
その次期モデルもインプレッサと基本コンポーネンツを共用しますが、パワーユニットは1.6Lが廃止になり、2Lマイルドハイブリッドのみとなる予定です。
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