【カローラ フィット ヴィッツ…】平成30年間で最も売れた車 ベスト10 

【3位~1位】プリウスを抑え平成で最も売れた車は?

■3位:トヨタ クラウン(1955年1月~)/261万7150台

2018年のフルモデルチェンジで15代目に突入した伝統のクラウン。価格を考えてもベスト3入りは偉業。日本に向けた日本車の価値が今、再評価されている

クラウンは初の純国産車であり、日本車を代表する1台でもある。平成に販売されたクラウンは、1987年登場の8代目モデル以降。8代目はバブル経済の絶頂期に販売されていたこともあり、平均300万円はするであろう高額車にも関わらず、マークIIに肉薄する年間20万台規模で売れていた。

1991年登場の9代目モデル以降も、“ゼロクラウン”と呼ばれた12代目モデルを筆頭に堅調に売れていたが、2008年登場の13代目モデル以降はユーザーの高齢化などが影響し、2014年登場の14代目モデルも含め「登場した年は好調なのだけど……」という状態が続いた。

だが、2018年登場の現行型モデルは、さまざま面で覚悟を決めた若返りを実施。今では数少ない“日本人のための車”であるクラウンが、いつまでも存続することを強く願う。

■2位:ホンダ フィット(2001年6月~)/275万7508台

初代は2001年と平成中盤の登場にも関わらず、先に登場したプリウスをも超えた大ヒット車、フィット

フィットは、燃料タンクを車体中央に置く独創的な「センタータンクレイアウト」を核に、広さを含め「これ1台で何でもできるコンパクトカー」というコンセプトで登場。

コンセプトの新しさに加え、いい意味で万人向けのスタイルや他社のコンパクトカーもフィットに合わせざるを得ないほどの価格の安さも追い風となり大ヒット車に。登場翌年の2002年には、33年続いたカローラの年間販売台数ナンバー1を阻止。モビリオ、フィットアリア、エアウェイブといった派生車も誕生し、ホンダの基幹車種の1台に成長した。

2007年登場の2代目モデル、2013年登場の3代目(現行型)ともに、初代からのキープコンセプトで十分売れているのだが、さすがにここ何年かは人気に陰りが感じられるのも否めなくなってきた。それだけに2019年登場予定の4代目モデルがどう変化するのか、大いに気になるところだ。

■1位:トヨタ カローラ(1966年10月~)/511万1389台

堂々ナンバー1はカローラ。2010年代以降は販売台数が下降気味だが、それでも2位以下にほぼダブルスコアの圧倒的セールスを記録

平成で最も売れた車は、1990年の30万8台をはじめ、年間販売台数20万台越えを11回記録したカローラであった。

日本のポピュラーカーであるカローラは、3代目プリウスの登場以来、年間販売台数が10万台を切る年も見られるようになったが、堅実に売れ続けている。3代目プリウス登場以前の莫大な販売台数を考えれば、カローラにはどんな車も敵わない。これはトヨタの素晴らしいDNAである「継続は力なり」の賜物だろう。

現在、日本向けのカローラは、5ナンバーセダンの「アクシオ」とワゴンの「フィールダー」、3ナンバーハッチバックの「カローラスポーツ」という構成。2019年はセダンとワゴンもフルモデルチェンジ予定で、5ナンバーボディの行く末など、カローラにとっては大きな変革の年となりそうだ。カローラが日本で復権できるかにも注目が集まる。

◆  ◆  ◆

 平成に売れた車はカローラ以外、高級車、コンパクトカー、ミニバン、ハイブリッド車とドンドン変わり、元号と同じく激動であった。

新しい元号の時代も当面はハイブリッド車、コンパクトカー、ミニバンが幅を利かせるにせよ、SUVや電気自動車の台頭も考えられる。どんな車が登場し、売れるのかを楽しみにしたい。

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