ツルがクロネコを運びます! ヤマト運輸が日本航空と組んで貨物専用機3機を導入!

新たなビジネスチャンスも

 導入する貨物専用機はエアバスA321ceo P2F型機で、3機すべてが稼働したあとは、以下の4路線にて、合計21便/日を計画している(関係当局への申請と認可が前提)。

● 東京(成田/羽田)- 北九州
● 東京(成田/羽田)- 札幌(新千歳)
● 東京(成田)- 沖縄(那覇)
● 沖縄(那覇)- 北九州

 最大搭載重量は1機当たり28トンで、10トン車約5~6台分に相当する。搭載コンテナは、AAYコンテナ(メインデッキ)14台、AKHコンテナ(ロワーデッキ)10台。

 すでに3機のうち2機の受領を完了し、残り1機を2023年2月に受領する予定。旅客機から貨物専用機への改修作業は、2023年3月よりシンガポールにてEFW社が順次開始する。同社はエアバスとシンガポールのSTエンジニアリングが共同で設立した貨物専用機へ改修を行う専門会社だ。

 貨物専用機の運航を行なうのは、JALの連結子会社であるスプリング・ジャパン株式会社。運航開始に向けてグループ内での準備を加速するほか、就航予定の各空港において、必要となる機材の導入・施設関連の整備を進めている。

 また、運航に関連する要員や、貨物をハンドリングする要員など、両社ともに新規採用を進める。

 労働力不足を始め、トラック輸送が抱える課題を航空機によって解決するというのが今回の取組の発端だが、両社がこれまで培ってきた経営資源の相互活用など、提携を進めることで新たなビジネスチャンスを創出することも目指している。

【画像ギャラリー】ヤマトHDが導入する貨物専用機(6枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!