【スイスポ VW ルノー…】1トン以下で軽く走り&コスパも良いクルマ 7選

■初代CR-X/車重860kg(Si)

初代CR-Xの車重は1.3が760kg(80ps/11.3kgm)、1.5iが800kg(110ps/13.8kgm)、Siが860kg(135ps/15.5kgm)。相当軽いクルマだったことがわかる

ここでノスタルジック、昔のクルマに目を向けよう。印象的だったのは初代CR-XでSiが860㎏。VTECのもととなるZC型1.6Lエンジンを搭載し、パワーは135ps/15.5kgm。

この車重にこのパワーはなかなか速かったのです。しかもハンドリングはなかなかクイック。

ノンパワステでFFとは思えないほどリアがハッピー! ブレーキングと速いステアリング操作で、簡単にリアがスライドした。

スタビリティコントロールなんて電子制御がない時代だから、ウデがあれば相当に楽しめるFFスポーツモデルだった。とにかくCR-Xに乗るのはドキドキするけど楽しかった。

■初代AW11型MR2(5MT)/車重940kg

前期型MR2 Gは5MTが940kg、4ATが970kg。エンジンは130ps/15.2kgmの4A-GELU型1.6L、直4

同じようにドキドキしたのが初代MR2。前期型は940〜970㎏と1トンきるがCR-Xよりは重かった。

しかし、エンジンをミドに搭載した後輪駆動のMR。当時、誰もが心待ちにしていたスポーツカーだった。コーナリング性能は高いが、オーバーステアーを出した時のコントロールは腕が必要だった。

この頃はクルマがドライバーを選んでいたね。決して間口が広いとはいえず、だけどそのことがカリスマ性を増長させた。

逆に男の子は憧れるんだよね、MR2を乗りこなせたらカッコいいと。乗りこなせなくてもいいから所有したいとなる。

■VW UP!GTI(6MT)/車重1000kg

2018年6月に限定600台で発売され完売した、UP!GTIが2019年2月13日に通常モデルとして再販売。116psの1L、直3ターボで車重はちょうど1000kg。価格は229万9000円

さて、最後の1台はVW UP! GTI。2018年6月に限定600台で販売されたUP!GTIが、2019年2月13日に限定ではなく通常モデルとして、再販売されることになった。

これちょうど1000㎏。1Lの3気筒ターボエンジンは116ps/20.4kgmを発生し、トランスミッションは6速MT。

20.4kgmのトルクは2000rpmから発生するので、低速域でも力がみなぎる。しかもそのまま6000rpmまであっという間に吹け上がる。

サスペンションは柔すぎず硬すぎず。ちっちゃいし軽いから、ポロGTIよりもゴルフGTIよりも車線幅をいっぱいに使えるし、都内の混雑もスイスイこなす。初販は台数限定だったが再投入でカタログモデルに。とにかく楽しいモデルだ。

さて、1トン以下のクルマは走って気持ちいいし、価格も安いモデルが多い。ぜひクルマ購入の目安にしてほしい。

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