■ 「V8」と勘違いされた悲運 日産スカイライン350GT-8
当時この車名を聞き、数多く存在していたスカイラインファンは「すわっ!スカイラインもついにV8を搭載か!」と色めき立った。
だがよくよく聞くと、それは「8速MTモード付きエクストロイドCVTを採用しました」というだけの話だった。決して悪いクルマではなく、ファンを楽しませたが「人騒がせな!」と怒られた。紛らわしい名前のせいで、ちょっとかわいそうな運命だった。
[(´;ω;`)かわいそう度]★★★★★★☆☆☆☆
■補助席並みの3列目 トヨタ マークXジオ
2007年から2013年まで販売された、ほとんどアンコ型力士のようなフォルムのマークX派生モデル。マークXという名なのに駆動方式はFRではなくFFで(これはイカン)、最大7人乗りとなる3列シートモデル。
上級クラスのクルマではあるが3列目シートの質感は観光バスの補助席並みにチープ。クルマというより、やはりそこに座る人がかわいそう。
[(´;ω;`)かわいそう度]★★★★★★★☆☆☆
■座る人がかわいそう… “極狭3列目三銃士”
現行ホンダCR-Vの3列目シート、図体のわりに狭すぎ。という話をよく耳にするが、極狭度で上をいくモデルは過去にもあった。
初代プレマシー、パッソセッテ、キューブキュービックという3モデルだ。「ここに座って1時間はムリ!」という3列目を備えるこれらを“極狭3列目三銃士”と命名しよう。座る人がかわいそうです(編)。
[(´;ω;`)かわいそう度]★★★★★★★★☆☆
【番外コラム】 輸入車「かわいそう」編
■クライスラー ネオン
日本製小型車に対抗すべく企画され、「日本車キラー」として1996年に上陸。が、「日本車キラー」はあくまで自称だったようで、実態は“単に粗雑な作りの小型乗用車”。そのためまったく売れず、2001年には自らをキルして日本から撤退。とはいえ1999年に一応2代目も販売したのは立派かも? でもやっぱりかわいそう。
[(´;ω;`)かわいそう度]★★★★★★★★☆☆
■サターン Sシリーズ
続く北米からの刺客(日本車キラー)はサターン。が、内装質感はチープでハンドリングも大味。販売拠点数が少ないこともあり、日本での認知度が低すぎた、かわいそうなクルマ。CMでは「礼をつくすクルマ」というキャッチコピーだったが、「礼をつくす間もなく」撤退……(編)。
[(´;ω;`)かわいそう度]★★★★★★★★★☆
■アストンマーチン シグネット
トヨタiQをベースに内外装をアストンマーチン風味に仕上げた。高級セカンドカー市場を狙ったが、価格約500万円も仇となり、てんでダメ。かわいそうな人生でした(編)。
[(´;ω;`)かわいそう度]★★★★★★★★★☆
■VW イオス
電動格納式ハードトップ採用のオープンとして2006年に発売。決して悪くないクルマで、電動ルーフも「世界初の5分割!」となるキメ細かな動きが自慢。だがキメ細かに動きすぎたのか、肝心の電動ルーフはかなりの確率で故障が発生。そのせいかどうか、不人気モデルのまま生涯を終えた……。
[(´;ω;`)かわいそう度]★★★★★★★★★☆
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