「Jeep」に安価で乗れる好機到来!!　3列シートSUV「コマンダー」200台限定特別仕様車登場 急げ!!!

　2023年5月31日、ステランティスジャパンはジープの7人乗りSUV「コマンダー」の限定車「ジープ コマンダー ロンジチュード」を6月17日より200台限定で発売すると発表した。ファミリーや友人との冒険に最適なコマンダー初となる限定車をくわしく見ていこう。

文／ベストカーWeb編集部、写真／ステランティスジャパン

■ジープの3列7人乗りSUV「コマンダー」に初の限定車が登場!!

　コマンダーは、2022年10月に日本導入されたミッドサイズの3列7人乗りSUV。2021年末に生産終了となったチェロキーを受け継ぐモデルとして登場した。

　ボディサイズは全長4770×全幅1860×全高1730mmと、輸入車の3列シート車ながら日本でも扱いやすいサイズが魅力。ちなみに3列シートSUVとして人気のマツダ CX-8と比較すると、全長は155mm短く、全幅は15mm広く、全高は同等となっている。

　ジープ伝統の卓越したオフロード性能を維持しながら、3列シートで多人数の乗車が可能。さらに高い積載性と多彩な荷室のアレンジ性を持ち、アクティブなファミリーに最適なモデル。

　そのコマンダー初の限定車として今回登場したのが「ジープ コマンダー ロンジチュード」。カタログモデルのリミテッドと同等の外観や、2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。その一方で、前輪駆動（リミテッドは4WD）やファブリックのインテリアなどを採用することで、リーズナブルな価格を実現した。

■軽快なディーゼルエンジンと充実の安全装備を搭載!! 価格は547万円

　搭載する2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、最高出力170ps、最大トルク350Nmを発生。最大トルクを1750〜2500rpmという低回転域から発生することで、アクセル操作に対してトルクが瞬時に立ち上がり、優れたドライバビリティを実現。

　このエンジンに9速ATが組み合わされ、高い走破性とを低燃費を両立。WLTCモード燃費は14.5km/Lとなっている。

　運転支援機能もリミテッドと同等の装備を搭載。前走車と一定の車間距離を保ちながら追従するアダプティブクルーズコントロールをはじめ、ドアミラーの死角にある車両の存在を警告するブラインドスポットモニターなど、最新の運転支援機能を多数備えている。

　ジープ コマンダー ロンジチュードの車両価格は547万円。カタログモデルであるリミテッドが597万円なので50万円安く抑えられている。

　6月17日より200台限定で発売され、ボディカラーは、明るく爽やかなパールホワイトトライコートと、力強さが際立つブリリアントブラッククリスタルがそれぞれ100台ずつ用意される。

　車両価格の上昇が一般的となっているなかで、価格を抑えたモデルが新たに設定されることは、消費者にとっては選択肢が増え喜ばしいこと。特に、ジープのタフなスタイリングや3列シートを求めていた人にとっては要注目の一台だ。