【レクサスES発売から半年…】未来の常識デジタルアウターミラー 普及しない理由と事情

■もう少し改善されるといいのだが……

カメラ装着部の“バー”を降りたたんだ状態。国際規則に基づいて、モニターはカメラが捉えている映像を表示し続けている

 電子ミラーでまず頭に置いておくべきは、ESで「デジタルアタウーモニター」をオプションとして選ぶ際に、自分の目で確認する際の“相性”を必ず確認しておくべき装備であり、ミラーのデジタル化には、まだ慣れが必要なうえに独特な不自由さを感じることを部分が存在することだ。

 電子ミラーのデザイン性の高さは言うまでもなく、風切り音の抑制など空力的な利点があることもわかるが、今後コストの高さもあって他社でも採用が急速に進むとは思えない。

 厳しいようだが、トヨタがESのユーザーから得られるはずの情報を元に、画像の見え方(見せ方)にさらなる改善を施すまで、しばらくは技術的な進化の様子を見ていたほうがよいというのが現状での結論としたい。

2019年3月のジュネーブショーで発表された「ホンダeプロトタイプ」は「サイドカメラミラーシステム」を採用した。2019年秋に量産モデルが発表される予定

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