【油温? 水温? 知らないマークもある…?】クルマの警告灯で一番危ないのはどれだ


油圧警告灯

 エンジンオイルの圧力(油圧)が非常に低い時に点灯。

 油圧警告灯が点くのはエンジン内部の深刻なトラブルか、オイル漏れにより油量が著しく減っている可能性が高く、クルマを安全な場所に止め、エンジンを切り、助けを呼ぶ必要がある。

 しかし油圧警告灯が点いた時には残念ながらエンジンが大きなダメージを受け、深刻なトラブルとなっていることも少なくない。このため点くと一番怖いのは油圧警告灯といえるかもしれない。

永田氏がクルマの警告灯の中で最も危険なもののひとつ指摘するのが油圧警告灯だ。点灯した時点でエンジンがかなりのダメージを受けているケースが多いのも厄介だ

エンジン警告灯

 エンジンの各センサー類、エンジンコンピューター、現代のクルマでは電子制御となっておりアクセルペダルとシンクロするスロットルバルブの異常などの際に点灯。

 エンジン警告灯の点灯はいきなり自走できなくなることは少ないが、何らかの異常があることは確かなのでなるべく早いチェックが必要だ。

黄色に点灯した場合はセンサー系に異常があるケースが多い。いっぽう赤色に点灯した場合は速やかに安全な場所にクルマを停車して対処しよう

エアバッグ警告灯

 エアバックと衝突時にシートベルトをピンと引き乗員の移動量を減少させるシートベルトプリテンショナーに異常がある際、ハンドルをアフター品に交換した際の対処が不十分な場合に点灯することがある。

 自走不可になることはないが、なるべく早いチェックが必要だ。

エアバッグは安全装備ゆえ、その不具合が走行に影響するものではないが、この警告灯が点灯したら速やかに販売店、整備工場に相談すべき

ABS警告灯

 ABSか急ブレーキの際の踏力(踏む力)をアシストするブレーキアシストに異常がある際に点灯。

 とりあえず走行できることが多いが、ブレーキ関係だけに早急なチェックが必要だ。

ABS本体またはブレーキアシストになんらかのトラブルが発生している時に点灯する。黄色は要注意だが、赤色は安全のために走行を控えるべき

パワーステアリング警告灯

 現在主流となっている電動パワーステアリングに異常があった際に点灯。

 パワステが作動せずハンドルが非常に重いなどの異常はあるにせよ、ハンドルが効かなくなることは少ないので自走できることは多いが、万一のことがあると怖いので即助けを呼ぶか、早急なチェックが必要だ。

いろいろな警告灯が並んでいるが、左端に2個点灯している警告灯のうちの上がパワーステアリングの警告灯で常時点灯するようなら要相談

自動ブレーキの警告灯

 天候やセンサーの汚れといった作動環境により自動ブレーキが機能しない、自動ブレーキの異常の際に点灯。

 前者であれば作動環境が回復すれば消え、後者も異常ではあるが、通常走行は可能だ。しかし何らかの異常があるだけに、早急なチェックが必要だ。

スリップ警告灯

 トラクションコントロールを含むVSCなどと呼ばれる横滑り防止装置に異常がある際に点灯。

 通常走行は可能なことが多いが、イザという時に作動しないのはもちろん、誤作動の可能性もあるので、早急にチェックしたい。

 なお雪道などで横滑り防止装置が作動した際には点滅する。

スピードメーターの左上にあるのがスリップ警告灯で、タコメーターの右下にあるのがレーンキープアシスト、自動ブレーキ警告灯(写真はスバルレヴォーグ)

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