【マツダ ホンダ スズキ スバル ダイハツ】 東京モーターショー何がくる?? いま掴んでいることすべて

■ホンダ

●NSXタイプRコンセプト登場 ノーマルから一気に140psパワーアップ!

 日本では2015年の東京モーターショーで初披露され、その翌年の8月に発売されたスーパースポーツの現行NSX。

 デビューから3年が経過する今年の東京モーターショーでは、このNSXに待望のスペシャル仕様がお披露目されることになりそう。

 ホンダスポーツの象徴である“タイプR”がいよいよ登場するのだ。

 エクステリアは前と横のアンダースカート、そしてリアウィングにカーボン素材を使用。ハイパフォーマンスを引き出すためのエアロでチューニングされる(画像はベストカー予想CG)

 ニュル最速の市販FF車としてデビューしたシビックタイプRがそうであるように、タイプRはNSXのハイパフォーマンスモデルとなり、パワートレーンからシャシーまですべてが徹底的に強化される。

 特に注目されるのは3.5L V6ツインターボのエンジンで、現在最高出力は507psだが、ブーストアップによって650psまで引き上げられ、トランスミッションは9速DCTが組み合わされる。

 ただしSH-4WDを採用したスポーツハイブリッドについては、タイプRで採用するかが微妙だという情報がある。

オープンモデルの「NSXスパイダー」も出品される予定。デビューは2020年(画像はベストカー予想CG)

 当然、ボディや足回りもモディファイされ、ボディ剛性やブレーキ性能、サスペンション、スタビライザーなど強化。アクティブダンパーの制御の見直しなども図られる。

 エクステリアではフロントとサイドのアンダースカートやリアウィングなどにカーボンパーツを使用。高性能を最大限に引き出せるエアロデザインが採用される。

●フリードにクロスオーバータイプの新グレード「フリードクロス」登場

 現行モデルの登場から3年が経過したコンパクトミニバンのフリードは、今年10月にマイナーチェンジする予定。

 これと同時に、フリードの2列シートワゴンであるフリード+のSUV風モデル「フリードクロス」が新たに設定される。

アクティブにアウトドアを楽しみたいユーザーに最適な「フリードクロス」が登場(画像はベストカー予想CG)

 このモデルはフリード+をベースに、サイズの大きいタイヤを装着して最低地上高を引き上げるなどのカスタマイズによってSUVテイストに仕立てたモデルとなっている。

 パワーユニットは、1.5Lと1.5Lハイブリッドが用意され、FFと4WDの両方がラインナップされる。

 アウトドア派のユーザーの人気を集めそうだ。

■スズキ

●ハスラーコンセプト 「遊べる軽」はさらなる深化へ!

 現行型ハスラーがデビューしたのは2013年12月。ただし、その姿を初めて公開したのは、正式発表の1カ月ほど前に開催された東京モーターショーだった。

 あれから6年を迎える今年、次期ハスラーも東京モーターショーで初披露される見込みだ。

次期ハスラー(画像はベストカー予想CG)

 2代目となる次期モデルの開発は最終段階まで進んでいる。プラットフォームは現在のワゴンRと同じ新型となり、軽量化と走りの質感の向上を追求。

 パワートレーンは、これもワゴンRで採用しているマイルドハイブリッドがメインとなり、さらに発電量を高めた改良タイプも開発中。軽初のフルハイブリッド仕様が設定される可能性もある。

 デザインはキープコンセプトだが、よりタフさを演出したものになる。デビューは現行型と同じ12月が有力。

スイフトスポーツを180psにチューニングしたエボリューション仕様の公開もありそうだ(画像はベストカー予想CG)

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