「【来るか新型Tj 次期86!?】 今秋開催東京モーターショー2019 トヨタ出展モデル最速情報!!!」、また「【次世代e-POWERも登場間近?】 「ゴーン後」の日産・三菱 新たな姿とクルマたち」と、少々気が早い気もしつつ、10月の東京モータショーに絡めた記事を掲載してきた。
もちろん、トヨタ、日産、三菱以外にも、注目のクルマたちはどんどん出てきている。ベストカーがいま掴んでいる情報すべてをお届けしよう!
※本稿は2019年5月のものです
文:ベストカー編集部/写真・予想CG:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年6月10日号
■マツダ
●直6ディーゼル搭載のFRクーペが主役になる!
2017年の東京モーターショーで4ドアクーペのデザインコンセプトを披露したマツダは、 2020年の投入を目指してFRの最上級4ドアサルーンの開発を進めている。
ただし、そのFRサルーンは、アテンザの次期モデルではなく、まったく新しいフラッグシップモデルとしてデビューする可能性が高い。
そして、この新しいFR4ドアサルーンには開発が同時に進められている派生モデルが存在する。
スタイリッシュな2ドアクーペがそれで、今年のショーのマツダブースでは、この新しいFR2ドアクーペが目玉になりそうだ。
マツダが今あえてFRを採用するのは、プレミアムカーには上質な操舵感を演出しやすい後輪駆動がふさわしいと判断したため。
それに今後も厳しくなる排ガス規制に対応するための補機類がFFより装着しやすいといった理由もある。そして、何よりも直6エンジンを搭載するためだ。
その直6エンジンは3Lディーゼルターボが予定されていて、そのほかガソリンエンジンは2.5L直4ターボを用意。
プレミアムゾーンに参入するマツダの挑戦に期待だ。
●ロータリースポーツの提案はある?
2012年にRX-8が生産終了してからロータリースポーツは途絶えたままになっており、ロータリーの復活は常に注目されるところ。
2015年の東京モーターショーで「RX-VISION」を出品した時にはロータリーエンジンの搭載が話題にのぼり、2017年のショーモデル「VISION COUPE」の時にはRX-9の開発は継続しているとされた。
しかしその後、ロータリーについての情報は聞こえてこない。これには技術的課題と会社としての体力が壁になっているというのだが……。
ところが、研究は依然と続けられているという。
燃費向上のため電動ターボなどの技術が投入されるはずで、マツダ創立100周年にあたる来年に何らかのアナウンスがありそう。
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