乗りモノまるごとHOW マッチ!?


 大型旅客機っていったいおいくらなんだろう!?
そんなことを考えていたら、スカイマークの破綻を伝えるニュースで、A380の購入資金について6機で1915億円とのこと。
1機320億円ってのは、高いのか安いのか!?その他、いろいろな乗りものの値段を調べてみました。

乗りものまるごとHOWマッチ!?

 A380の値段も気になるけど、まずはホンダが間もなくデリバリーを開始する予定のビジネス機「ホンダジェット」。最大飛行速度778㎞/h、最大航続距離2185kmで最大7人乗り(運行乗員含む)ですでに100機を超える受注を得ているという。

 このホンダジェットの価格はというと、450万ドル。1ドル118円で換算すると5億3100万円。後述するMRJのおおよそ10分の1というお値段である。これって、意外とお安いのではないだろうか!? 

 だって、いわゆるプライベートジェットですよ!? でも、機体購入費用よりもその後の維持費がたいへんなんだろうな。

旅客機のお値段

 スカイマークエアの経営破綻を伝えるニュースを見ていてフト思った。経営破綻の大きな要因となったエアバスA380の導入について、スカイマークは6機の導入を計画しており、総額1915億円もの金額になるという。

 つまり、エアバスA380の価格は1機あたりおおよそ320億円。うーん、これって安いのか高いのかまったく見当がつかない。エアバスA380という旅客機は、総2階建てワイドボディ構造の超大型機で、座席数は客室内部のクラス分けやシート配列などにより千差万別だが、3クラスの標準座席数では538席、モノクラス仕様で840席という事例があり、世界一の座席数の旅客機となる。

 日本の航空会社では、JALが当初導入を計画していたが、結局は断念し、大型機による大量輸送から、燃費のいい中型機による小回りのきいた輸送体系に方針転換をした。

 さらに調べを進めていくと、スカイマークの発注した320億円というのは数年前の価格、円ドル為替レートに基づくもので、最新の2014年のデータによると、A380-800型の標準的価格は4億1440万ドルだという。

 現在の為替レート、1ドル=118円で換算するとおおよそ488億9920万円!! あらら、さらにお高くなっている。もちろんこの価格はあくまでも標準的仕様の一例で、航空機の場合、発注主である航空会社によってさまざまな客室仕様をオーダーしたりオプション仕様にしたりするため、価格には大きな差が生じるもの。

 では、日本航空や全日空がぞくぞく導入し、これから国内路線の主力機になっていくボーイング787はおいくらなのだろう!?これも仕様によって少なからぬ価格の上下はあるけれど、標準的仕様のお値段は……、2億680万ドル=244億240万円。A380のほぼ半値であります。

 座席数は国際線仕様の3クラス標準タイプで223席、胴体を延長した787-9型で259席となるので、座席数もA380のほぼ半分ということになる。旅客機といえばYS─11以来50年ぶりの純国産旅客機として期待される三菱リージョナルジェット(MRJ)。昨年10月に試験初号機がロールアウトし、’17年以降のエアライン就航を目指している。

 すでに日本航空が32機、全日空が15機の確定発注をしており、世界的には223機の確定発注を受けている。70人乗りのMRJ─70と90人乗りのMRJ─90があり、価格は4680万ドル=55億2240万円となる。ボーイング787のザッと4分の1程度の価格、A380と比べると8分の1程度ということになり、なんとなく「座席数に比例」しているような感じとなる。

 旅客機のお値段は、本当に漠然とした計算だけど、1座席あたり700万〜1000万円といったイメージですな。

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