【レクサスESに搭載】世界初の実力判明!! デジタルミラーの長所と短所


鏡に比べて何が不便? デジタルミラー最大の短所は?

雨天時の対策は万全で、カメラ形状も雨粒が入り込みにくくなっている。ただ、場合によってはモニターに雨が映ってしまうケースも

 一方で、筆者が実際に使った印象では、以下の4つの課題も感じられた。

【1】昼間はカメラとモニターの解像度の問題なのか、モニターに映る映像が従来のミラーのように鮮明に映らない

【2】雨天時に雨がモニターに映ってしまうことがある

【3】後ろにLEDポジションランプの車が来ると、LEDの信号を映した映像のようにモニターにランプが点滅しているように映る

【4】車内に置かれるモニターの後付け感に加え、車両の後方から見ると、カメラが魚の目のように見え、全体的に外観は決してよくない

 また、筆者自身が体験したことではないものの、以下のような欠点を指摘する声も筆者の耳に入っている。

・後ろから強い日差しが当たると、逆光を受けたカメラのようにモニターに映像がうまく映らなくなることがある

・老眼の人にとっては、スマートフォンが見にくいようにデジタルミラーも目のピントを合わせにくいことが多々ある

 筆者は気にならなかったが、この点がデジタルアウターミラー最大のネックだろう。

デジタルミラーは後から「鏡」に替えられない点にも注意

 デジタルアウターミラーには現時点でもそれなりのメリットはあるが、「それが21万6000円の価格相応か?」と言われると疑問を感じるのは否めない。

 また、それ以上に老眼の人だと目のピントが合わせにくいことは、安全に直結する決定的な課題なので、勧めにくいというのが率直な結論だ。

 もし、デジタルミラー装着のESを考えているなら、後から従来のドアミラーにすることは困難なのもあり、ディーラーの試乗車で極力さまざまなシーンを試して選ぶべきだと思う。

 それでも、ドアミラーの新しい形としてデジタルアウターミラーが市販化されたことは高く評価すべきことは事実。

 市販化によるデータ収集などが進み、いずれは発展性や拡張性といった大きな可能性を持つデジタルアウターミラーが、当たり前の存在となる日を心待ちにしたい。

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