デジタルミラーは後から「鏡」に替えられない点にも注意
デジタルアウターミラーには現時点でもそれなりのメリットはあるが、「それが21万6000円の価格相応か?」と言われると疑問を感じるのは否めない。
また、それ以上に老眼の人だと目のピントが合わせにくいことは、安全に直結する決定的な課題なので、勧めにくいというのが率直な結論だ。
もし、デジタルミラー装着のESを考えているなら、後から従来のドアミラーにすることは困難なのもあり、ディーラーの試乗車で極力さまざまなシーンを試して選ぶべきだと思う。
それでも、ドアミラーの新しい形としてデジタルアウターミラーが市販化されたことは高く評価すべきことは事実。
市販化によるデータ収集などが進み、いずれは発展性や拡張性といった大きな可能性を持つデジタルアウターミラーが、当たり前の存在となる日を心待ちにしたい。
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