圏央道は砂漠だ! もっとオアシスを!【清水草一の道路ニュース】

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■過疎路線状態を打破する4車線化!

 圏央道東側区間のPAは、江戸崎PAと高滝湖PAも、同じくトイレと自販機のみ。建設が決まっている神崎PA(2025年度オープン予定)や山武PA(オープン未定)も同様だろう。ただ神崎PAは道の駅に隣接しており、PA開設とともにハイウェイオアシス化される予定になっている。

4月23日に新設された坂東PA(内回り)は、トイレと自販機のみの簡易型
4月23日に新設された坂東PA(内回り)は、トイレと自販機のみの簡易型

 圏央道東側区間は、現状、大部分が暫定2車線で、PAは簡易型。まさに首都圏の過疎路線だが、東北道(久喜白岡JCT)―東関東道(大栄JCT)間は4車線化工事が進捗中で、これが完成する頃にはハイウェイオアシスも2か所でき、幹線高速並みになる。それまでの我慢である。

 この区間の交通量は、平均して2万台/日前後(最大で久喜白岡JCT―幸手間の3万5657台/日)。4車線化されれば、交通容量にも大きな余裕が生まれ、快適な高速になるだろう。4車線化の完成予定年度は以下の通りだ。

<久喜白岡~幸手> → 4車線化済み
<幸手~五霞> → 2024年度
<五霞~境古河> → 2025~26年度
<境古河~坂東> → 4車線化済み
<坂東~つくば中央> → 2025~26年度
<つくば中央~つくばJCT~牛久阿見> → 2024年度
<牛久阿見~阿見東> → 2025~26年度
<阿見東~稲敷> → 2024年度
<稲敷~大栄JCT> → 2025~26年度

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