2017年9月29日に発売されたシビックタイプRは発売から2年経過するが、何気なくホンダシビックタイプRの公式ホームページを開いてみたら、見落としそうな小さい文字でこう記されていた。
「※まもなく販売終了となります。詳しくは販売会社にお問い合わせください」。
寝耳に水とはまさにこのことだ。ホンダ広報部から正式な発表は一切なく、ひっそりとシビックタイプRの販売終了が案内されていたのだった。
そこで気になるのは、まだ買えるのか、ということと、現行モデルが販売終了になるということは、この代でシビックタイプRがなくなるのか? あるいはフルモデルチェンジが近いからなのか? その真相を確かめてみた!
文/ベストカーWEB編集部
写真/ホンダ ベストカーWEB編集部
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マイナーチェンジのため販売終了
たったひと言だけの説明ではワケがわからないので、さっそくホンダ広報部に電話して聞いてみると、
「ホームページに掲載したのは2019年8月頃ですね。モデルチェンジのために販売終了となります。これ以上は一切お答えできません」。
え、それだけ? ではホンダのイギリス工場の閉鎖(2021年予定)に伴う販売終了なのか、聞いてみると、
「そうではありません」。
とまあこんな具合で、答えられないことだらけだったので、ホームページに書いてある通り、首都圏にあるホンダディーラーに聞いてみた。
編集部:シビックタイプRが販売終了するというのをWEBサイトで見たのですが、もう売っていないんですか?
ホンダディーラーマン:本社(本田技研工業)から現行モデルの販売を終了するという情報が来ています。
編集部: 販売終了というのは、新型にフルモデルチェンジするからなのか、もうこの代でシビックタイプRは打ち切りになるのか、どうなんでしょう?
ホンダディーラーマン:打ち切りではなく、いったん販売終了します。マイナーチェンジして再び発売することになります。
白はまだ全体で約200台の在庫があると聞いています。ほかのボディカラーはオーダーストップしていますので、ディーラーによってはもう買えないこともあると思います。セダンとハッチバックに関してですが、在庫はほぼありません。
編集部:なるほど。マイナーチェンジ版のシビックタイプRはいつ発売するのでしょうか? それと、シビックのセダンとハッチバックの在庫はもうないということですが、こちらも販売終了になるんですか?
ホンダディーラーマン:セダンとハッチバックは2019年11月にマイナーチェンジします。マイナーチェンジ版のシビックタイプRは2020年夏以降の発売となります。
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