ホンダシビックタイプR 在庫残り約200台!? ひっそり販売終了の事情と行方

2020年夏にマイチェン版シビックタイプRが再販売される!

現行シビックタイプRはニュルブルクリンク北コースのFF最速タイム、7分43秒80を達成。その後コースは改修され、ルノーメガーヌRSトロフィーRが7分40秒1を達成したが走行距離は2万600kmと短かった。今後、ニュルブルクリンクが正式採用するのは2万823kmとなったが、その距離でのメガーヌRSトロフィーRのタイムは7分45秒389。はたしてマイナーチェンジしたタイプRで新コースを走った場合、メガーヌのタイムを更新し、FF最速の座を奪還できるのか? 
現行シビックタイプRはニュルブルクリンク北コースのFF最速タイム、7分43秒80を達成。その後コースは改修され、ルノーメガーヌRSトロフィーRが7分40秒1を達成したが走行距離は2万600kmと短かった。今後、ニュルブルクリンクが正式採用するのは2万823kmとなったが、その距離でのメガーヌRSトロフィーRのタイムは7分45秒389。はたしてマイナーチェンジしたタイプRで新コースを走った場合、メガーヌのタイムを更新し、FF最速の座を奪還できるのか? 

 話をまとめよう。現行シビックタイプRは2019年8月に、いったん販売終了して、ディーラーに残っている200台の在庫車販売のみとなる。

 マイナーチェンジが行われたシビックタイプRは、2020年夏以降の発売となる。

 さて、シビックタイプRはどのように変わるのか? ディーラーマンから聞いた内容をお伝えしよう。

 ラジエターグリルの開口部が拡大されるなど、大掛かりなフェイスリフトが行われるとのこと。マイナーチェンジのトピックスは、カーボン製ルーフが与えられ、エンジンと足回りにも手が加えられることだという。現行シビックタイプRよりも、さらに走りに磨きがかかるだろう。

シビックセダンとハッチバックは2019年11月にマイナーチェンジ

 シビックセダン、ハッチバックともに、ホームページには、※一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。と記載されていた 。セダンはレギュラーガソリン仕様のL15B型1.5L、直4ターボ(173ps/22.4kgm)を搭載。写真は現行モデル。生産は日本の寄居工場
シビックセダン、ハッチバックともに、ホームページには、※一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。と記載されていた 。セダンはレギュラーガソリン仕様のL15B型1.5L、直4ターボ(173ps/22.4kgm)を搭載。写真は現行モデル。生産は日本の寄居工場
ハッチバックはハイオクガソリン仕様のL15C型1.5L、直4ターボ(182ps/24.5kgm)を搭載。写真は現行モデル。生産はタイプRと同じ英国工場
ハッチバックはハイオクガソリン仕様のL15C型1.5L、直4ターボ(182ps/24.5kgm)を搭載。写真は現行モデル。生産はタイプRと同じ英国工場

 ノーマル仕様のシビックセダンとハッチバックはともに2019年11月にマイナーチェンジが実施される。

 こちらもそれぞれのサイトに「※一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。」と掲載されていた。

 実は、2019年8月16日、アメリカンホンダはフェイスリフトが行われたシビックセダン、ハッチバックの2020年モデルを発表したが、日本で販売されるシビックセダン&ハッチバックもほぼこれに準じたものになるという。

 主なマイナーチェンジのポイントは、エクステリアでは新デザインのヘッドライトのほか、ホンダ車のシンボルとなっているウイングタイプのフロントグリルのデザインを変更。フロントバンパーに設置するフォグランプハウジングも形状を変更してフロントマスクのイメージチェンジを行なっている。

 また、フロア、トランク、フロント&リアフェンダーに遮音材を追加したことにより、静粛性が高められているという。

 アメリカ仕様にはホンダ好き、クルマ好きにとっては懐かしいシビックのスポーツグレード、Siもラインアップされている。ぜひこのSiも日本で発売してほしい!

2019年8月に発表されたマイナーチェンジ版アメリカ仕様の2020年モデル、シビックハッチバック。 フロントグリルやバンパーに設置するフォグランプハウジングなどの形状を変更
2019年8月に発表されたマイナーチェンジ版アメリカ仕様の2020年モデル、シビックハッチバック。 フロントグリルやバンパーに設置するフォグランプハウジングなどの形状を変更
マイナーチェンジ版のシビックセダン2020年モデル(アメリカ仕様)
マイナーチェンジ版のシビックセダン2020年モデル(アメリカ仕様)
シビックの高性能グレード、シビックSi2020年モデル。標準グレードに比べ185hpから205hp、24.5kgmから26.5kgmにアップ。トランスミッションはショートストロークの6速MTのみ。2020年モデルでは、ファイナルギアレシオが6%短縮され、加速性能が向上した。足回りにはヘリカルLSDと調整可能な2モードのアダプティブダンパーシステムを組み込んでいる
シビックの高性能グレード、シビックSi2020年モデル。標準グレードに比べ185hpから205hp、24.5kgmから26.5kgmにアップ。トランスミッションはショートストロークの6速MTのみ。2020年モデルでは、ファイナルギアレシオが6%短縮され、加速性能が向上した。足回りにはヘリカルLSDと調整可能な2モードのアダプティブダンパーシステムを組み込んでいる

【画像ギャラリー】シビックタイプR、北米仕様シビックSi、シビックハッチバック2020年モデル詳細

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