アクアが販売台数ランキングでプリウスを逆転するという衝撃が走った10月。11月はさらにとんでもない大事件が発生した。
30年ぶりの出来事だという。そして下げ幅が止まらないプリウス。このままいくとどうなってしまうのか!! 年末になっても熾烈なトップ争いから目が離せない販売台数ランキングをお届け。
文:WEBベストカー編集部
ベストカー2017年1月26日号
アクアがついにトップ陥落、王座には日産が!!
これは大事件だ!! なんと日産が月間販売台数のトップに踊り出た。
しかも1986年9月のサニー以来30年ぶりとなる大金星。その大躍進の立役者が日産ノートだった。
話題のe-POWERのシェアがかなり大きく、上級グレードのメダリストのオーダーも予想以上だという。日産としてはまだまだ想定以下の出荷台数とのことで、今後もマーケティング面でプッシュを続けていくはずだ。
いっぽうで不安を残す結果となったのがプリウス。トップ3にはとどまるかと思われたが、僅差ながらシエンタに破れ4位に後退。
年末商戦に向けた一時的な結果かもしれないが、もしかしたら一定台数の出荷が終わり需要が落ち着いてしまった可能性がある。今後の動向にも注目をしていきたい。
1位 ノート / ノートe-POWER 1万5046台(2016年11月登場)
2位 アクア 1万2409台(-71台)
3位 シエンタ / シエンタハイブリッド 1万1610台(+830台)
4位 プリウス 1万154o台(-640台)
5位 ヴォクシー / ヴォクシーハイブリッド 9300台(+990台)
6~10位までは…?
- 6位 フリード 7665台(+1300台)
- 7位 セレナ7276台(-5132台)
- 8位 フィット6305台(-1215台)
- 9位 ヴェルファイア5580台(+520台)
- 10位 ノア5240台 (-80台)
6位以下は少し変動があったが、このなかで注目すべきは7位のセレナだろうか。プロパイロットの採用などもあり、かなり好調だった10月に比べて約5000台のダウンは大きい。
地味ながらも増減が少なくコンスタントに売れ続けるノアの強さも目立つ。
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