■くるまマイスター検定模擬試験【解答&解説編】
【第1問】
現代の自動車に用いられる「4サイクルエンジン」の工程として。正しい順番はどれですか?
- ①吸気→燃焼→圧縮→排気
- ②吸気→圧縮→燃焼→排気 →正解!!
- ③吸気→排気→燃焼→圧縮
- ④吸気→燃焼→排気→圧縮
〈解説〉
4サイクルエンジンは「4ストロークエンジン」とも呼ばれ、さまざまな内燃機関で幅広く用いられています。
ガソリンエンジンの場合、空気と燃料の混合機をシリンダー内に取り込み(吸気)、それを圧縮、プラグが点火して爆発(燃焼)、発生したガスを排出(排気)します。この一連の流れでピストンは2往復します。
【第2問】
現在、ほぼ全ての乗用車に装備されている「3点式シートベルト」を、1959年に初めて実用化し世の中に広めたメーカーはどこですか?
- ①メルセデス・ベンツ
- ②プリンス
- ③ボルボ →正解!!
- ④フォード
〈解説〉
初めて3点式シートベルトを実装した量産車は、ボルボPV544です。その3点式シートベルトは、ボルボのニルス・ボーリンが開発して特許を取得しています。
しかしボルボはその特許を世界の自動車メーカーに無償で公開。それにより、ほぼすべての自動車メーカーに3点式シートベルトが装着されることになり、これまで多くの命を救ってきました。
【第3問】
初代カローラの発売開始は何年ですか?
- ①1946年
- ②1956年
- ③1966年 →正解!!
- ④1976年
〈解説〉
初代カローラは1966年に発売開始となっています。ライバルであった日産サニーより100cc大きい1.1Lエンジンを搭載して、「プラス100ccの余裕」というキャッチコピーで大ヒット。
その後も歴代モデルでクーペ、ワゴンなどさまざまなボディバリエーションを設定し、長年にわたってベストカーブランドとして君臨しました。
ハイブリッドも設定される現行型のセダンは、「アクシオ」というサブネームが付いており、そのベーシックセダンとしての高い資質は初代モデルからの伝統です。
【第4問】
次のうち、2002まで販売された「日産シルビア」の初代モデルはどれですか?
↑正解!!
〈解説〉
①=サニー、②スカイライン、③フェアレディZ。
CSP311型の初代シルビアは、オープンスポーツだったフェアレディをベースにしたクーペとして登場。1965年に市販が開始されました。
エンジンは1.6Lの直4OHV。生産台数はわずか554台と言われています。その美しいフォルムは、誕生から50年以上が経過した今でも、見る人を魅了しています。
【第5問】
1961年に登場した、この写真の車は何ですか?
- ①スズキ スズライトフロンテ
- ②スズキ スズライトキャリイ →正解!!
- ③ダイハツ ハイゼット
- ④ダイハツ フェロー
〈解説〉
スズキの軽トラック、キャリイの初代モデルです。2代目まではボンネットのあるスタイルでしたが、実は初代はそのボンネット、開閉ができませんでした。
空冷2サイクル2気筒エンジンはシート下に収納されていました。高機能と高性能を低価格で実現した軽トラックでした。
以上、正解は②、③、③、④、②です!
皆さんは何問正解できたでしょうか? 全問正解者は3級合格クラスの実力はありそうです! 車知識自慢の皆さま、ぜひ検定へ!!
くるまマイスター検定公式ホームページ:https://www.meister-kentei.jp/car/
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