日産2026年度1Q決算で黒字転換!! キックス1.1万台、エルグランド8000台受注で見えた復活の灯り

 中国では新エネルギー車シフトが急速に進み、中東では物流混乱と輸送コスト上昇が収益を圧迫している。さらに1Qの営業利益779億円には、為替の好影響や米国関税に関する一時的な利益要因も含まれており、単純に4倍して通期を予測できる数字ではない。日産自身も通期営業利益予想を1000億円に据え置いており、2Q以降は厳しい事業環境を見込んでいるとみられる。

 先頃の日米両政府による為替介入→円高シフトなど、不確定要素は多い。それでも日産は復活しなければならない。

まとめ 「攻めの再建」は始まったか

 日産の1Q黒字化は、コスト削減によって生み出した「守りの成果」だ。一方でキックス1万1000台、エルグランド8000台という受注は、魅力ある商品で稼ぐ「攻めの再建」が始まる可能性を示している。とりわけ750万円超のエルグランドGに注文の9割が集中した事実は、日産ブランド、エルグランドブランドに高額を支払う顧客がまだまだおおぜい存在した成果といえる。

 これは日産自動車が危機的状況にあったなかで、それでも日産の人気を下支えした全国の販売店スタッフ、そして日産ファンの底力といえる。

 そのうえで、発売直後の受注は「復活の証明」ではなく、あくまで「復活への入場券」に過ぎない。供給を滞らせず、値引きに頼らず、半年後も売れ続けられるか。日産再建の本当の成否は、これから数字になって表れてくる。

【画像ギャラリー】日産2026年度1Q決算資料画像(ガチで黒転してます、すごい)(12枚)画像ギャラリー

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

カプチーノ復活説急浮上!!「ベストカー 8月26日号発売!」

カプチーノ復活説急浮上!!「ベストカー 8月26日号発売!」

ベストカー8.26号 定価 590円 (税込み)  ようやく東京でも梅雨が明け、いよいよ本…