DAIHATSU ウェイク/9月・月販1703台(’14年11月登場)
FFの軽乗用車で、全高が1800mmを超える車種はウェイクだけだ。天井が高いので、頭上にはタントやN─BOXを上回るタップリした空間があり、棚やネットを装着して収納スペースとしても活用できる。
また、直線基調の角張ったデザインにより、有効室内長にも余裕があるから、車内をフラットにレイアウトすると車中泊にも使いやすい。
全高が同じほどのライバル車がいないため、需要が集中しているのもポイント。人気車とはいえないものの一定の売れゆきはそれらの要因がある。
【どんなクルマ?】
右のキャンバスとは間逆の「ギア路線」。誕生時「背が高すぎ」という声も多かったが、6年経過の今も販売安定。
【販売現場から分析「炎の男視点」by遠藤徹】
全高がかなり高く、室内が広いので遊びグルマとして使い勝手は抜群!……という狙いがユーザーへある程度伝わり、安定して売れている。角張ったデザインは男性ユーザーにウケがいい。
逆に……登場数カ月で失速のトホホなクルマたち
10年経っても売れているモデルがあれば、その逆もあるのです。まずマツダ3ファストバック。登場1カ月後の昨年5月は1207台だったが、その後目を見張る上昇なし。半年後の昨年11月は461台でした(涙)。
期待値が高かったCR-V、立派になったアコードも三桁クラブの常連さん。アコードは半年経過で月販414台……。
「4年たっても8年たっても売れてる10台『そのワケは?』」は10月26日発売『ベストカー』(11月26日号)の掲載記事です。
11月26日号では、ほかにも気になる記事が盛りだくさん。スクープ「F1撤退が示す!!EVシフトに向けたHONDAの近未来戦略」をはじめ、ワイド特集「買うべきクルマがきっと見つかる 予算別&目的別ベストカー選び」や、新型コロナウイルスの感染リスクが低いレジャーとして注目の車中泊を取り上げた「これから始める人にオススメ 車中泊グッズ&キャンピングカーショーREPORT」、食を知り尽くす『おとなの週末』編集部がガイドするドライブ企画「47都道府県、地元で愛される味 ソウルフードDrive」、韓国の燃料電池車を自動車評論家の国沢光宏氏がチェックする「日韓FCV対決 韓国最新の燃料電池車NEXO襲来!」、人気連載「テリー伊藤のお笑い自動車研究所」など幅広い世代が楽しめる読み物を掲載しています。
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