【フォード、日産海外専売車続々!!】ヨーロッパで人気なのに日本で見かけないクルマたち

■オペル/ボクスホール コルサ(2018年欧州市場車種別販売台数10位 217,642台)

オペル・コルサ

 ドイツの自動車メーカーであるオペルと、その姉妹ブランドのボクスホール(イギリスで販売する場合のブランド)が販売するのがこのコンパクトカー「コルサ」です。かつて日本でも「ヴィータ」の名称で扱われていましたが、そのクルマがこの「コルサ」でした。

 ボクスホール/オペル コルサは全長4,021mm×全幅1,746mm×全高1,481mm。ライバルであるVWポロよりも少し大きく、ルノークリオとほぼ同じサイズです。

 コルサの特徴は、スムーズな1L、3気筒直噴ターボエンジンです。軽量コンパクトな車体に、ダウンサイジングターボの組み合わせ、そしてBセグメントの水準以上ともいえる充実した快適装備、たとえば雨滴感知ワイパーやクルーズコントロール、前席シートヒーターなども与えられ、ライバルがひしめくコンパクト市場において人気を獲得しています。

■まとめ

 日本とヨーロッパでは道路事情が異なります。

 日本は交通量があって信号も多く、ストップアンドゴーを繰り返しながら走行するのに対し、ヨーロッパではラウンドアバウト(環状交差点)という信号機のない交差点が一般的です。

 また、主要国の高速道路の通行料金は基本的に無料で、しかも制限速度は日本よりも高い場合がほとんど。中・長距離での移動の快適性をクルマに求める人が多いのです。日本国内でも地域によって、道路事情や環境が異なりますから、ヨーロッパ車の提供する考え方が、ある地域では生活にしっくり馴染むということがあるかもしれませんね。

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