■当面のBEVの役割は二極化
さて、すでに何度も書いたように、BEVが要らないわけではない。ただし向こう10年くらいの間に関していえば、すでに国内で成功例のある日産サクラのような都市内交通のための短距離移動ツールとしての利用をメインとしつつ、BEVの特性を利用した0-100キロ加速特化型のスーパースポーツあたりに製品は二極化しそうである。
やがていつか、安くコンパクトかつ軽量で容量の大きいバッテリーができたら、BセグやCセグの普通のファミリーカーとしてもBEVが普及する日が来るかもしれないが、まだしばらく時間を要すると思われる。
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コメント
コメントの使い方リチウムイオン電気など電池を作る上で発生する環境汚染物質とCO2を考慮したうえで、考えるべきであり、必ずしも電動車100%が解ではないだろう。トヨタの取り組みを勉強すべきだ。そもそも、年間走行距離が少ないユーザー層にたいしては、電動車の方がトータルCO2排出が大きくなる。