1世代前は確かに魅力的
長々と前振りを書きましたが、これらを含め、今回のテーマである旧型モデルを狙うのは十分にあり、です。
旧型=1世代前のモデルですが、冒頭に述べたようにモデルチェンジのサイクルが早い昨今、筐体(機器の外側)はそのままでレンズやソフトウエア側で進化している場合、旧型と比較しても、よほどの新機能を搭載していない限りは実際録画される映像を見えてもそれほど大差がないケースも十分あり得ます。
具体的な見分け方というのは難しいのですが、例えば旧型が「○△□-V650」だったとして、それが「○△□-V660」になっていたとしたら、機能アップは小幅です。
また「○△□-V650」が「○△□-X6600」とか「○△□-V660A」とかいかにも従来モデルに新機能をプラスしたように見えるモデルだとすればしっかり機能を確認したほう方がいいでしょう。
この場合は新機能分だけ価格も上がっているので旧型との価格差はさらに発生することになります。
今回、このテーマに合わせカー用品店はもちろんネットや家電量販店にも足を運んでみました。
リアル店舗では旧型は少し隅のほうに追いやられている場合もありますが、ショップによっては在庫を早く処分したいケースもあり、値引きを頑張っている所もあります。
またカー用品店の担当者は知識も豊富なので、「この機能が欲しい」と言っても「あんなの飾りです」とまるでジオングに乗ろうとするシャア大佐へ意見するように(ガンダムファンの皆さんごめんなさい)、旧型でも十分ですよ、といったリアルな話も聞けました。
この後、特にオススメしたいモデルを5つ選んでみました。商品にもよりますが、機能的には大差が無くても登場時の実勢価格から比較して35%前後安く買える商品も存在します。
また色々な意見はあると思いますが、筆者はドライブレコーダーの取り付けはプロに任せるべき、という考えです。
腕に自信のある人まで否定するつもりはありませんが「道路運送車両の保安基準」への対応や前述したADASのカメラ&センサー類との干渉なども考えるとプロに任せた方が安心です。
ということで、、旧型(2019年以前に発売された) モデルのオススメを5つ、なぜオススメなのかを解説付きで紹介します。
2カメラモデルでは一番の狙い目
ケンウッド DRV-MR745
実勢価格2万3000円前後
※実勢価格は取材時(2020年10月8日現在)のベストカーWeb編集部調べ(税別)。取り付け工賃等は別となるので事前に確認が必要
2019年11月に発売されたモデルで後方も高画質で録画できる2カメラモデルです。特徴としてはリアガラスがスモーク処理をされていてもしっかり録画する「スモークシースルー機能」も搭載しています。
オープン価格で発売時の実勢価格は約3万5000円前後でしたが、現在はかなり値下がりしており、実勢価格は約2万3000円前後と35%以上安くなっています。
ゆえに販売店でも非常に人気が高く、よく売れているとのこと。
ケンウッドから2020年には新たに「AIセンシング」というあおり運転などを検知する2カメラモデルが発売されましたが、こちらの実勢価格はまだ4万円を超えます。なかなかここまで予算が割けない人にもこのモデルはオススメです。
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