これぞ王道系な正統派!! 最新車をタフに遊びつくす老舗のオフロードホイール


 新型ジムニーの登場からまた日本でもオフロードテイストが盛り上がってきた印象がある。思い返せば1990年代はRVブームもあり、多くのオフロードテイストのホイールも販売されていた。

 それこそ泥臭いというか、タフネスというか、まさに実用性一辺倒のものが多かった。一方で最近はデザイン性に富んだホイールは多いものの、なんというか「本物感」を感じられるホイールが少ないようにも思う。

 ジムニーやアゲトラと呼ばれるリフトアップ軽トラックなど、オフロードを意識したオーナーが満足できる性能を持ち、そしてデザイン性も現代らしいホイールが欲しい。

 そんな上手いハナシがあるんかい、というツッコミも聞こえてきそうだが、ちゃんとありました!! 老舗ホイールメーカーWedsが仕掛ける一手とは!?

文:ベストカーWeb編集部/写真:Weds

【画像ギャラリー】タフに進め!! オフローダーも家族も超満足な正統派ホイールの全貌


■大人気のホイールが第6弾に進化

カスタムされたジムニーの足下を飾るこのホイールはいったい!?

 今回オフロード好き、アウトドア好きのオーナーに紹介したいのがWedsが手がけるMUD VANCE06(マッドヴァンス06)。「06」という名前のとおりこれまで01〜05までMUD VANCEが存在し、その後継モデルになる。

 最近のオフロードホイールの流行はスポークをリムまであえて伸ばさず、ホイールとタイヤとの一体感を演出するというもの。空気圧を極限まで下げて泥濘地にチャレンジするオフローダーたちが、このようにスポークがリムの手前で途切れているホイールを履いていることが多い。

 これはリムからタイヤが外れないように、タイヤのビード(縁)をホイールのリムとアウターリングと呼ばれる円盤で挟むビードロックホイールと呼ばれるもの。ホイールとタイヤを物理的に挟み込み接合するスパルタンな存在だ。

 そんなビードロックホイールのような、リムとタイヤの一体感を際立たせるデザインが「本物感」を高めさせ、アメリカなどでオフロード系のひとつのトレンドとして人気が高まっている。

リムとスポークの間をあえて途切れさせることでタイヤとリムとの一体感を演出。「あの頃」の王道のオフロードホイールに最新の技術を取り込んだイメージだ(写真はマットブラックポリッシュ)

 ビードロックまでスパルタンではなくても、こだわった本格派に見えるホイールが欲しいオーナーは多い。街乗りでも、キャンプ場でも周りとはちょっと違うぜ、という個性をカスタムに求めている。

 今回のMUD VANCE06はそんな最先端テイストをしっかりと抑えつつ、レトロな往年のオフロードイメージをしっかりと確保しているのが大きな特徴。担当もジムニー乗りなのでこれは凄くかっこいい、と一目惚れしちゃいましたよ。

 なにがいいってあえての装飾のミニマムさ。近年流行のダミーボルトやメッキなどで装飾にこだわったホイールも非常に魅力的だが、ややシティユースがメインに見えてしまう。なによりも質実剛健なオフロードホイールに、ちょい足しのおしゃれ感が欲しい層には刺さらないものだった。

いま密かに人気が高まっている「アゲトラ」と呼ばれる軽トラック、軽バンのリフトアップ。その足下もバッチリ支えるこのホイールこそがMUD VANCE06

 もちろんWedsは多くのホイールを手がけているからアルミホイールの装飾はお手の物。だけどそこをあえてグッと我慢して、コンセプトを通貫した開発陣に賞賛を送りたい。まさに「こういうのでいいんだよ」ってホイールだ。

 カラーはマットブラックポリッシュとブラックポリッシュブロンズクリアの2種類が用意される。

■合わせるべきタイヤはやはりマッテレでしょー!!

ランクルプラドの足下にMUD VANCE06を装着。大柄なボディに対してしっかりした足回りで、ドッシリ感が大幅アップ。もちろんマッドテレインタイヤにもバッチリ

 デザイン面で言えばセンターからググッと伸び上がるスポークも特筆したい。いわゆる「逆ゾリ」系で、しっかりと立体感を保っているのも迫力があってかっこいい。

 この手のホイールはのっぺりとフラットになりがちなのだが、MUD VANCDE06の反り具合は街中でもしっかりと目立てる!! このスポークとリムであれば、個人的にはこのホイールにはブロックがしっかりしているマッドテレインのタイヤの相性がバッチリだと思う。

 ホワイトレターのTOYOオープンカントリーや、リムにまでブロックがつづく横浜ゴムのGEOLANDAR G003など、本格派マッドテレインタイヤもしっかり履きこなす。

 また扁平率の高いマッドテレインタイヤだからタイヤの厚みによってホイールリムとの一体感が高まり、クルマの足下がしっかりと接地しているように見え、よりドッシリとした落ち着きも感じられる。

こちらはジムニー用。リムをあえてポリッシュしないことで一体感を出すなどWedsの技が光る。センターから外周へ伸びる立体的なスポークがかっこいい(写真はブラックポリッシュブロンズクリア)

 ジムニーなどにぴったりなのはもちろんのこと、オンロード嗜好のRAV4などであえてのインチダウンで個性を出すのもいいだろう。12インチから18インチまでの設定で、軽トラックからプレミアムSUVまでカバーするMUD VANCE06の懐の広さもカスタム熱を高める。

 バッチリ足下を決めたいオーナーにはオススメの逸品だ。

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