【消費期限切れは致命的】急告!! クルマの消耗品の寿命は案外短い!!!

燃料及び燃料関係パーツ&用品の寿命

●ガソリン、軽油
 約半年

 石油会社によるとガソリン、軽油は気温の変化が少ない冷暗所で携行缶に入れた状態での保管で、半年は問題ないとのことで、クルマの燃料タンクに入っているガソリン、軽油も半年くらいで使い切りたい。

 海外赴任など理由はさまざまあるだろうが、長期間乗らない場合は要注意。ガソリン、軽油も腐ってエンジンにダメージを与えるので要注意。

●燃料フィルター(例:マツダ車)
 ガソリン車(登録車):16万km(スカイアクティブG搭載車は無交換)
 ディーゼル車(登録車):6万km

 存在自体を忘れがちなキレイな燃料をエンジンに送るためにある燃料フィルターにも交換時期はあり、ディーゼル車は短い。交換すると体感できるくらい調子がよくなることもある。

その他のパーツ&用品の寿命

●ワイパーのゴム
 1年程度

 劣化しやすいワイパーのゴムは1年が推奨される交換時期だ。しかし保管や使用によって劣化具合は大きく異なるので、拭きとりのクリーン度やビビリ音も含めて適切に交換したい。

ワイパーのゴムの劣化は避けられない。作動させた時に拭き取りが甘くなったり、ビビリ音がし始めたらそろそろ寿命のサイン。安全に直結するだけにマメに交換したい

●ヘッドランプ
 ハロゲン:3年1000時間
 HID:5年2000時間
 LED:15年1万時間

 ヘッドライトのメーカーが公表する寿命は上記のとおり。

 球切れの前兆としてはヘッドライトなら「ちょっと暗い感じがする」、ウィンカーなら点灯の周期が早い、というものがあるので見つけたら交換したい。

 また交換が比較的しやすいハロゲンライトなら予備を持っておくのもいい。

寿命はハロゲン<HID<LEDとなっている。LEDの場合は15年、1万時間ということでほとんどメンテナンスフリーといっていいほどの長寿命。しかし絶対切れないわけじゃない

●エアコンフィルター
 1年か1万kmの早いほう

 外気をクリーンして車内に導入するエアコンフィルターにも交換時期があり、キレイな車内を保つためにも交換時期を守りたい。

●発煙筒
 4年

 車両故障や事故で路肩に停止する際に存在を後続車にアピールするために必要な発煙筒にも使用期限があり、イザという時に使えないことがないようにチェックしよう。

できることなら使わないでおきたい発煙筒の寿命は4年で有効年月が明記されている。注意したいのは新車購入後2回目の車検までもたないということだ

 このようにクルマの消耗部品には使用限界が定められており、一度グローブボックスに入っているであろう取扱説明書やメンテナンスノートで確認しておくといいだろう。

 また消耗部品の交換時期は2年の車検のタイミングとなっているものも多いので、車検の際はどう通すかはともかくとして、いずれにしてもプロに確認を頼み、安全のためにも必要があれば部品の交換を怠らないようにしたい。

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