酷暑の夏よく見かけるヘッドライトの黄ばみ たった1500円で激落ち! 早くやればよかった!

酷暑の夏よく見かけるヘッドライトの黄ばみ たった1500円で激落ち! 早くやればよかった!

 酷暑の夏、よく見かけるのがヘッドライトが黄ばんだクルマ。実はこの黄ばみ、1500円程度で販売されているヘッドライトクリーナー&コーティング剤を塗るだけで落とせるのだ。黄ばんだヘッドライトのクルマをお持ちのオーナーさん、必見!

文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部

■なぜヘッドライトが黄ばむのか?

樹脂製ヘッドライトはなぜ黄ばみ&白化してしまうのか?
樹脂製ヘッドライトはなぜ黄ばみ&白化してしまうのか?

 筆者の家の近所に、ヘッドライトが黄ばんだ先々代のアルファードやヴィッツ、カローラが駐車している。いずれも10年以上のちょっと古いクルマだ。

 昔のヘッドライトはガラスで作られていたので、ヘッドライトの黄ばみはなかったのだが、デザインやコストを優先させるために、徐々にヘッドライトはポリカーボネイト樹脂製になっていった。

 ではなぜ樹脂製のヘッドライトだけが黄ばむ(もしくは黄変)のか? 黄ばみの原因とされるのは紫外線。夏は紫外線が多く、温度が高いとさらに黄ばみが進む。

 だから酷暑のなか、太陽にさらされている青空駐車場に停めていると、黄ばみが進んでしまうというわけだ。

■黄ばんだらヘッドライトクリーナー&コーティング剤を塗って解決!

LOOKSヘッドライト クリア&プロテクト。価格は1508円。自腹で購入
LOOKSヘッドライト クリア&プロテクト。価格は1508円。自腹で購入

 ヘッドライトが黄ばんだまま走っているオーナーのみなさんは、きっと知らないんだろうな~。たった1500円程度、ヘッドライトクリーナー&コーティング剤を塗るだけで、黄ばみが落ちることを! 

 ケミカルメーカー各社から5種類販売されているなかから選んだのは、呉工業の「LOOX(ルックス)ヘッドライト クリア&プロテクト」。

 この商品は、なんと、こすらずに塗るだけで、黄ばみ汚れが落ち、その後、コーティング剤を塗って、その耐久効果は最長2年も持続するという画期的なもの。

 こんなに汚い黄ばみがほんとに落ちるのか? マスキングテープをヘッドライト回りに貼って、付属の保護手袋を付けて、ヘッドライトの表面に砂やほこりがないか確認した後、ディープクリーナー(汚れ落とし)を塗布用クロスにつけて塗っていった。

クリーナーをヘッドライト全面に塗っていく。待つこと10~20秒で余頃が浮き上がってくる
クリーナーをヘッドライト全面に塗っていく。待つこと10~20秒で余頃が浮き上がってくる

 白濁したディープクリーナーをヘッドライト全面に塗って待つこと10~20秒、汚れが浮き上がってきた。ポイントは擦らずに頑固な汚れが浮き上がってきたこと。こんなに簡単に落ちていいのか? と思わず口走ってしまったほどだ。

 浮き上がってきたら、今度はマイクロファイバークロスを水で濡らして軽く絞り、吹きあげていった。ゴシゴシというほどでもなく、軽く力を入れて拭きあげていった。

水で濡らして軽く絞ったマイクロファイバークロスで拭きあげていく
水で濡らして軽く絞ったマイクロファイバークロスで拭きあげていく

次ページは : ■コーティング剤を塗るとさらにクリアになる

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