ドライブレコーダーの賢い選び方とは?? オススメドラレコを紹介!!

ドライブレコーダーの賢い選び方とは?? オススメドラレコを紹介!!

 煽り運転や事故などの瞬間を記録し、過失の有無を明確に証明してくれるドライブレコーダーは、近年、爆発的に売れているカー用品のひとつ。

 しかし、現在売られているドライブレコーダーは、機能が多く、廉価な機種から高価な機種まで多様にあるため、選び方に困る用品でもあります。

 そこで本稿では「あなたにとって最適なドライブレコーダーの選び方」を、元カーディーラー営業マンの筆者が解説します。

文:佐々木亘
写真:Adobe Stock


ドライブレコーダーに求める機能は?

今や必須装備となったドラレコながら、その多様さゆえ自分に合った1台を選ぶには、まず「期待する機能」を考える必要がある

 ドライブレコーダーを購入するにあたり、皆さんがドライブレコーダーに期待する機能は次のうちどれでしょうか。

・事故の際に証拠となる映像を撮りたい。また操作が簡単で取り付けもしやすく、シンプルでリーズナブルなもの

・内装の雰囲気を邪魔せず、目立ちにくい機種

・前方のみではなく、後方や左右など、あらゆる角度の映像を録画したい。走行中だけでなく、無人の際にも防犯機能を高められるような高機能な機種

 このように、ドライブレコーダーでも、人それぞれ求める機能は、ちょっとずつ異なってきます。 

大きく分けて3つ! 各タイプのオススメドラレコは?

 ドライブレコーダーは、大きく分けて次の3つの種類に分けられます。

【1】「シンプルなドラレコ」なら オールインワンタイプ がオススメ

 ドライブレコーダーの機能が、ひとつのボディにすべて詰め込まれているのが「オールインワンタイプ」です。

 ボディ本体に、撮影用のカメラレンズとタッチパネル式の液晶画面が付いており、付属品が非常に少なくスッキリとしています。

 装着方法は、ドライブレコーダー設置用の土台を両面テープで取り付けるだけ。内臓バッテリーで作動するので、短時間のドライブであれば、シガーソケット等からの給電の必要もなく、面倒な配線作業もありません。

◆crosstour CR250

取り付け用マウントもなく、本体をそのままフロントガラスに貼り付ければ取付完了のお手軽でシンプルな設計。画質や視野角は必要充分で機能も文句なし

【2】「見た目重視」ならカメラと本体が分かれたセパレートタイプ

 ドラレコの見た目のゴツさが嫌な方や内装の雰囲気を壊したくない方には、セパレートタイプがオススメ。トヨタ・ホンダ・日産などの国内メーカーの純正オプションとしても主流のタイプです。

 車内で常に目に見える部分には小型のカメラのみが設置されるため、自然とインテリアに溶け込みます。ユニット本体は、グローブボックスやセンターコンソールの中などに隠せるので、目につく配線も、少なくて済みます。

◆カロッツェリア ND-DVR1

カメラ部が小さく目立たない設計で、カロッツェリアナビとの相性も抜群。本体部分への配線も比較的簡単に行うことができ、セパレートタイプのスタンダードな商品

【3】「機能重視」なら全周囲カメラや駐車監視をしてくれるタイプを!

 昨今のあおり運転報道を受けて、クルマの全周囲をドライブレコーダーで記録したい、というニーズが急増しています。

 この場合は、カメラを複数台設置して、前後左右方向をすべて録画するタイプや一つのカメラで全周囲をカバーする高機能カメラを装備したドラレコがオススメ。

 また、駐車時のいたずらや当て逃げの対策として、駐車中の監視機能を持つモデルも増えてきました。ただし、バッテリーを使って作動するため、無闇に作動させると、バッテリーあがりの原因になることもあります。

 ちなみに筆者がディーラーに勤務していた当時、とあるメーカーの「駐車監視機能付き」ドライブレコーダー装着車で、バッテリーあがりが多発しました。

 実は、これらの車に取り付けられていた社外ドライブレコーダーは、想定していた始動電圧より必要電圧が高かったことが原因でした。

 こうならないためには、バッテリーが低電圧状態では作動を自動カットしてくれるドライブレコーダーを選ぶと安心です。

◆カーメイト DC3000

4Kの高画質で、カメラ1台で360度全周囲が録画できる高性能タイプ。アクションカメラとしても利用でき、無線LANでのスマホリンクや駐車監視機能も充実

◆  ◆  ◆

 とにかく種類の多いドライブレコーダー。高価で多機能であればいいわけではなく、使用するドライブシーンや求める機能、また、取り付けイメージや操作方法や設置方法などを考えて購入することが大切です。

 多様化する商品の中で、自分のニーズを明確にし、ドライブレコーダー選びをしていきましょう。

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

終売が報じられたマツダ6はこのまま終わるのか? 否!! 次期型は和製BMW3シリーズといえるような魅力度を増して帰ってくる!? 注目情報マシマシなベストカー4月26日号、発売中!