スマホ側の固定方法はグリップ式? マグネット式?
スマホ本体の固定は、スマホをグリップで挟み込むホールドタイプが一般的。ほとんどの製品には、片手で操作が可能なオートホールド機能が備わっています。
ボタンやレバーでグリップを開き、スマホを置いてから挟み込んで固定、という具合です。
一方、近年普及しつつあるのが、マグネットタイプです。ホルダー本体には小型の磁石が装着されており、スマホ側に貼り付けたメタルプレートに、磁力で固定するというシンプルな構造です。
見た目が小さく非常にすっきりして目立たないことと、ホールドタイプよりも脱着が手軽であることが最大の特徴です。
ただし、スマホ本体に直接メタルプレートを貼り付けると、剥がす際に本体を傷つけてしまう恐れがあるので、スマホケース側にプレートを貼ることをオススメします。
さらに、磁石を使用して固定するという構造上、電子コンパスを使用したアプリの使い勝手に影響が及ぶ可能性がありますので、ご注意ください。
ちなみに、ホルダー程度の小さな磁石では、スマホが壊れることはないようですので、ご心配なく。
スマホホルダーは使用環境に応じた選び方が重要
上記の情報を踏まえつつ、最適なスマホホルダーを選ぶためのポイントをまとめました。
【1】「 エアコンルーバーにクリップでホルダーを固定+マグネットタイプ 」
乗り降りが多く手軽に脱着したい方、見た目がすっきりさせたい方、またレンタカーやカーシェアリング、仕事用のクルマなど、他車に乗る機会の多い方には、このタイプがオススメ。
■ESR 車載ホルダー
【2】「メーターフードにクリップで固定するタイプ」
スマホをカーナビとして使用したい方には、運転中の視線を最小限に留められる、このタイプがオススメ。
■Emmabin スマホ車載ホルダー(クリップ式、カーマウント)
【3】「 粘着ゲル、両面テープでホルダーを固定+グリップタイプ 」
エアコンルーバーが低い位置にあり、ダッシュボード上にスマホを設置したい方、スマホにメタルプレートを貼りたくない方は、このタイプをオススメ。
■SmartTap オートホールド式 車載ホルダー EasyOneTouch3 (伸縮アーム 粘着ゲル吸盤)
◆ ◆ ◆
車種や使用環境に応じて、好みのスマホホルダーを選んでみましょう。使い勝手の良いアイテムは、あなたのカーライフをもっと充実させてくれるに違いありません。
◆立花義人/イタリア在住のフリーライター。建設・設備・自動車関連企業でエンジニアとしての経験を積んだ後、2018年にイタリアへの移住を決意。日本とヨーロッパを行き来する中で、クルマ事情について肌で感じたことも含め、わかりやすくタメになる情報を発信することがモットー
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