ハリアー、ノートなど日本車たちは国内市場を大事にしているのか?


日本を大事にするクルマ8/ハリアー

日本未発売の4代目RAV4をベースに日本専用モデルとして仕立てられたハリアー

 正確には日本市場を大事にするようになったというべきハリアー。現行ハリアーはレクサスRXと離され、日本未発売の4代目RAV4の基本コンポーネントを流用し、2013年11月に販売された。

 国内専用車として2003~2013年という2代目の生産期間は、危うく消滅する危機にあったことを想像できる長さだ。

 現行ハリアーは国内での復活を望む声を受けて開発されたという話だが、現状のトヨタブランドでは、日本市場において、オフロード性能を意識したRAV4とスタイリング重視のクロスオーバーのC-HRの2モデルの狭間に位置する。

 国内専用車であるハリアーは立場に多少の危うさはあっても、ポジションは的を射ているというべき。

 次期ハリアーはどうなるのか気になるところだが、オーソドックスな形のSUVはRAV4に任せ、ハリアーはクーペSUVとなって、2020年夏に販売予定となっている。

日本を大事にするクルマ9/ノートe-POWER

2018年の登録車ナンバー1となったノートの牽引役となったe-POWER

 トヨタのハイブリッド路線に対抗する手段として、エンジンを動力源のみとしてシリーズハイブリッドである「e-POWER」を与えられたノートは、2012年に日本で発表された後、2016年に「e-POWER」を導入した。

 日産は日本市場専用のパワートレインとして、「e-POWER」を電動化技術を一般向けに訴求するために活用しているが、車種そのものを大事にしているといえるかどうかは少々怪しい。

 ともあれ、現実として販売台数の増加に反映されているのだから評価すべきだろう。

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