おもてなしオーラ全開の応接室
最後に16Fへ。エレベータホールは人のためのスペースを最大にという、ホンダがクルマ作りのモットーに掲げているMM思想に基づき、機械設備は非常にコンパクトに。その一方で、さりげない天井カーブを設けて、居心地の良い環境を作り上げている。
応接室は空間的なゆとりを大切にするために、堅苦しいオーラを払拭。くつろいだ雰囲気を体感することができる一方で、洋館のようなおもてなし感にあふれた空間に仕上げられているのだ。
まさに時代を先行するアイディアの数々。ホンダ青山本社ビルに込められた想いは、クルマづくりと深く結びつく。
本当に40年前のビルなのかと疑ってしまうくらい、外観と内装はキレイで美しい。社内だけでなく、ビルを訪れるすべての人を優しく包み込んでくれる空間。この包容力に、きっと多くの人がトキめいたことだろう。
2030年にリニューアルする本社ビルはどのような姿になるのだろうか。ただ、これだけは実ってほしい。
天国で見守ってくれている本田宗一郎氏が実物を見た瞬間、満足して笑顔があふれることを。
【画像ギャラリー】樽デカすぎだろ!! ホンダ青山本社ビルの細部をドドンと大公開!!(34枚)画像ギャラリー


































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