レクサス、GT-Rら勢ぞろい!! ゼロヨンテスト2016開催! 今さらやる意味あるのか

百花繚乱! 2Lターボ対決

 続いてシビックタイプR、ルノーメガーヌRS トロフィーR、メルセデスA45 AMGの最新ハイパワー2Lターボ対決。

 やっぱりシビックタイプRのゼロヨン、気にならないわけがない! 先の2台と異なりシビックRは3ペダルの6MT。ここは山野選手の腕の見せどころだ。

 まずは様子見のためスルリとスタート。動き出したところでガバリとアクセルを踏んだ瞬間、トラクションコントロールONにもかかわらずタイヤはいとも簡単にグリップを失う。

 2速、3速とシフトアップしてもアクセルをグイと踏み込むと軽くホイールスピンをしながら加速を続けていく。このあたり、381㎰/48.4㎏mとよりハイパワーながら4WDを採用するベンツA45 AMGとは対照的。

 A45は一瞬のスキッドのあとはGT-Rのように、まるでワープでもするかのように視界から消えていく。4WDの威力を改めて実感させられる。この中間的なのがルノーメガーヌRSで、FFなのだがシビックRよりトラクションはよさそう。

 「シビックのエンジンはとにかく全域トルクバンド。2000回転以上だったらどの回転域でもどのギアでも同じようなトルク感、レスポンス感でグイグイ加速していく。

 ただ、さすがにこのパワーをフロントタイヤだけで受け止めるのは厳しいね。メガーヌRSは意外と扱いやすく対照的。

ikr_1807_01
メルセデスA45 AMG

 ターボというよりV6の3Lみたいなトルク感のエンジン。トルクの出方が穏やかなのでシビックほどトラクションを気にする必要はなく、アクセルを踏んでいける。

 ベンツA45 AMGは2ペダルAMTの4WDなのでアクセル全開で踏んでいるだけで12秒780。

 コンフォートモードなら街中を普通に乗るにも快適だし、スポーツモードにすれば高回転まで引っ張って素早いシフトアップをしてくれる。ある意味、最も現代的なハイパフォーマンスカーだよね」

 そう山野選手は語る。

ike_4567_01
2Lターボ対決で使用する車が勢ぞろい

ゼロヨンテストは今後もあるのか?

 ベストカーでは1978年の創刊から3号目ではやくもゼロヨンテストを実施。1985年から1989年の間に発行されたベストカー107冊のうち、ゼロヨンテストを掲載した号はなんと64回。

 全体の約60%もゼロヨンテストを掲載していたのだから、最近ゼロヨンがご無沙汰で寂しいという声もちらほら。

 さらに「昔は夜中にテストをしてたんだよね……」とベテラン編集部員は目を細めて言う。ここにきてなんとベストカー2017年1月26日号で、深夜の最高速&ゼロヨンテストが復活予定。気になりませんか、このクルマたちの限界性能?

dsc_5445
GT-R(MY2017)、NSX、ポルシェ911ターボSが登場予定。午前3時から始まったテストで3台の真価を測 る!!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…