![[カローラスポーツ]のホイールを履いた[チェイサーツアラーV]だと!? [70スープラ]のレストア内容にも驚愕!!](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2025/02/25122358/IMG_5875-600x488.jpg?v=1740453839)
日本最大級規模で開催されているクラシックカーショーが、ノスタルジック2デイズ。2025年も見逃せない出展が盛りだくさんだったのが、そのなかでも注目が集まっていたのはGR、KINTO、GRガレージ富山新庄の3社合同でブース内に展示されていたレストア中の70スープラ。さらに、チェイサーツアラーVにもヒミツが隠されていた!!
文・写真：西川昇吾
想いの一致で実現したコラボレーション
ノスタルジック2デイズではGRとKINTO、GRガレージ富山新庄の3社合同でブースを出展していた。3社コラボ中心の存在が、ドンガラとなっていた70スープラだ。現在レストア中とのことだが、この70スープラの展望を中心に話を聞いてみた。
実はこの70スープラ、Vintage Club by KINTOの「特選旧車レンタカー」でレンタカーとして愛用されたいたものだ。必要なレストアはある程度行っていたが、塗装の状態などは良くなくKINTOとしては大幅なレストアを実施しようか検討していたそうだ。
そんな中レストアベースの70スープラを探していたのが、GRヘリテージパーツのグループだ。以前からGRヘリテージパーツを展開しているが、その実用例などをアピールする機会は無かった。
GRヘリテージパーツを使用し、リフレッシュしたクルマを披露する機会を作りたい。そのように考えレストアベースの個体を探していたのだ。
GRヘリテージパーツとしては、レストアは実績に多いGRガレージ富山新庄にお願いしたいともともと思っていた。そのような各グループの思いが偶然一致して今回のコラボレーションになったとのこと。
あと1週間ほど申し出の時期がズレていたらこのコラボレーションは実現していなかったかもしれなかったとのことで、口裏合わせではない偶然の3社協力となったのだ。
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バリエーション豊かなパーツにアッパレ!!
KINTOチームは前日の搬入日に久々に70スープラと対面したそうだが、そのキレイさにびっくりしたそうだ。
実は筆者も以前この個体を見たことがあるが、クリアが剝げていて塗装はお疲れ気味であった。それが見事な艶を取り戻した美しい塗面となっていたのだ。
表面だけではなく、サビがあった部分も切り落として再度鉄板を溶接する板金レストアも実施された。トランク床部やサスタワー部分などが主に板金レストアが行われた部分とのこと。見た目だけでなく、「ハコ」の状態もかなり良くなったのは間違いない。
ちなみに今回のプロジェクトで欠かせないGRヘリテージパーツだが、70スープラ用を例にとってもかなりパーツのラインアップは充実している。
アフターパーツでは対応してきれないホースやモール、ブッシュといったゴム類も多く取り揃えており、今回のレストアプロジェクトでも当然使用される。
なおレストア前、HKS製のマフラーとBBSのLMホイールが装着されていたこの70スープラだが、一旦全て純正に戻したフルオリジナルの状態へとレストアするとのこと。完成した車両は4月のオートモービルカウンシルでお披露目予定だ。
搭載されている2.5Lターボエンジン「1JZ-GTE」もフルオーバーホールを予定しており、280馬力のターボパワーが完全復活することになる。レストア後は動態保存の方向性を模索中。コンディション維持のためにも定期的に動かす機会を設けたいそうだ。
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