大排気量5L、V8の咆哮=レクサスRC F:481ps、8.5km/L
レクサスは、2025年1月16日、クーペのRCとともに、5L、V8という大排気量エンジンを搭載したRC Fを2025年11月をもって生産終了すると発表した。と同時に200台限定のRC Fファイナルエディションを発売した。
RC Fファイナルエディションは、BBS製19インチ鍛造アルミホイールやカーボンアクティブリアウイングを装備し、空力性能と走行安定性を高めた。また、5L、V8エンジンとリアディファレンシャルは高精度にチューニング、内装には「ブラック&フレアレッド」の専用カラーを採用。
RC Fは481psを発生する5L、V8NAエンジンを搭載しており、WLTCモード燃費は8.5km/L。GT-Rの7.8km/Lよりはましだが、ストップ&ゴーが多い場所での実燃費は4~6km/Lほどまで悪化する。
ちなみにRC Fファイナルエディションは1360万円である。中古車は大手中古車情報サイトでは約70台が流通しており、25台限定車や10thアニバーサリーは軒並み1000万円オーバーだが2014~2015年式で380万~550万円、800万~900万円台が2019~2024年式といったところ。程度のいい前期型(477ps)を500万円台で購入するというのもアリだろう。
【画像ギャラリー】いまや純ガソリン車は超希少!!! 今のうちに乗りたい激安大馬力車を写真でチェック!(11枚)画像ギャラリー令和の羊の皮を被った狼=スカイライン400R:405ps、10.0km/L
日産の大排気量エンジンといえば、R35GT-RのVR38DETTがあるが、この企画の趣旨に違う気がしている。それ以外ではF50シーマのVK45DD型4.5L、V8(280ps)、GY50フーガの450GTのVK45DE型4.5L、V8(333ps)が頭に浮かんだが、インパクトに欠ける。
ということで大排気量ではないが、日産からはV37スカイラインのビッグマイナーチェンジ(2019年9月)で追加されたスカイライン400Rを挙げてみた。
400Rの魅力は、なんといっても史上最強と日産が謳うVR30DDTT型3L、V6ツインターボエンジン。405ps/48.4kgmを発生し、水冷式インタークーラーや電動VTCシステム(可変動弁システム)の採用により、シャープなレスポンスと優れた10.0km/Lという燃費性能と静粛性能を実現。
エンジンから不快なこもり音が発生するとスピーカーから制御音を出力し、不快な音の音圧レベルを低減することで静粛性を確保する「アクティブノイズコントロール」やステアリングの動きを電気信号へと変換してタイヤを制御するダイレクトアダプティブステアリング、タイヤの回転数や横Gなど走行シーンに合わせて最適に制御するインテリジェントダイナミックサスペンションなど、ハイテク満載のスポーツセダンとなっている。
こんな魅力的なスカイライン400Rの中古車は2019年式240万円スタートで流通台数は100台あまり。中心となるのは2020~2023年式で350万~380万円。2024年式となると500万円オーバーとなり、最高価格は590万円。新車でそこそこ売れた人気車だっただけに比較的流通台数が多いので、程度重視で選びたい。
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