GT-R、クラウンら登場!! シチュエーション別おすすめスポーツカー

湘南で潮風を感じながら走りたい!!

 海沿いの道を気持ちよく走ろうとしたら、やっぱしオープンカーだろう。で、改めて国産車のオープンカーをリストアップしたら愕然としたね。今やなんと3車種しか選べないのである!!

 幸い、ロードスターは世界TOPクラスの魅力を持つ。なんてったって幌を開けるのに数秒しかかからないだから。

 海に突き当たった交差点の信号待ちで屋根を 開けることだって可能。ロードスターと言えば走りだけを楽しむクルマだと思いがち。されどノンビリ走ったって楽しいのだった。(国沢光宏)

ロードスターにはRFもデビュー。汗臭くない、余裕を持って爽快感を味わえる1台だ
ロードスターにはRFもデビュー。汗臭くない、余裕を持って爽快感を味わえる1台だ

お葬式にも行けるスポーツカーってある?

 冠婚葬祭には礼服を着て出かける。クルマは服装ほど厳密ではないが、葬式に真っ赤なオープンボディのスポーツカーはさすがにマズイ。

 特に仕事関連を含めて葬式に出かける機会の多いユーザーにとって、スポーツモデルの選択には意外と悩むと思う。

 そこで推奨したいのがクラウンアスリート。3.5Lエンジン搭載車なら走行性能は相当に高く、ボディカラーにブラックやシルバーを選べば外観は地味なセダン。

 羊の皮を被った狼的なカモフラージュも楽しめ、大人のクルマ好きにおすすめだ。(渡辺陽一郎)

外観からは想像つかないほど元気なクラウンアスリート。カラー展開も大人仕様だからフォーマルな場でも浮かない
外観からは想像つかないほど元気なクラウンアスリート。カラー展開も大人仕様だからフォーマルな場でも浮かない

私をスキーに連れてって!! けどスポーツ性能はスポイルさせたくない?

 今はスタッドレスタイヤの性能が高まり、2WDでも積雪路面を不安なく走れる。それでもさらに安心感を高めて、雪上で少しスポーティな運転も楽しみたいなら4WDがいいだろう。

 そこで注目されるのがレヴォーグ2.0GT-Sアイサイトだ。4WDはセンターデフを使うVTD式で、前後輪のトルク配分を45:55に設定した。

 アクティブトルクスプリット式4WDを採用する1.6GTに比べて、雪道ではアクセル操作で車両の向きを変えやすい。ワゴンだからスキー用品も積みやすく気分が盛り上がる。(渡辺陽一郎)

レヴォーグにはSTIもデビュー。速さと安全性能を両立したステーションワゴンは国産では唯一無二
レヴォーグにはSTIもデビュー。速さと安全性能を両立したステーションワゴンは国産では唯一無二

500km以上の移動を頻繁にする人におすすめの1台

 長距離移動の機会が多いユーザーには、危険を避けられる走行性能というものが重要になる。高速道路を頻繁に走ると危険に遭遇する機会も増えるからだ。

 また、運転する時間も長いので、快適性やドライバーを退屈させない運転の楽しさも大切だ。

 これらの条件を満たすスポーツモデルがフェアレディZだ。バージョンSやSTには4輪にアルミの対向ピストンブレーキと19インチタイヤが装着され、急制動 しながら危険を回避する性能が高い。

 乗り心地も密度感が伴う快適なもので、もちろん生粋のスポーツカーだから運転も楽しい。(渡辺陽一郎)

国産FRとしてはスカイラインに次ぐ歴史を持つフェアレディZ。ホットモデルのNISMOの評価も高い
国産FRとしてはスカイラインに次ぐ歴史を持つフェアレディZ。ホットモデルのNISMOの評価も高い

スポーティーなクルマでもゴルフバックが入らないとダメ

 ゴルフ場を往復するなら、荷室の広さと使い勝手が大切だ。ゴルフバッグはセダンのトランクにも収まるが、収納性はワゴンが優れ、ゴルフに出かける気分も盛り上がる。

 友人を同乗させるなら後席の居住性と乗り心地も大切で、多少の見栄も張りたい。

 そこでアテンザワゴンXDのLパッケージを推奨する。荷室の広いLサイズワゴンで、後席の居住性や乗り心地が快適。

 内装は上質で大人4名の乗車に適する。クリーンディーゼルターボは長距離移動でも燃料代が安く、ゴルフ場の往復に最適だ。(渡辺陽一郎)

セダンに隠れがちだがワゴンも実用性が高い。しかも6MTが選択できるのもスポーティーカー好きにはたまらない!?
セダンに隠れがちだがワゴンも実用性が高い。しかも6MTが選択できるのもスポーティーカー好きにはたまらない!?

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