【マークX、エスティマ2019年生産終了!】名車なのに消滅したトヨタ車 5選


エスティマルシーダ/エスティマエミーナ

販売期間:1992~1999年(1代)

全長4690×全幅1690×全高1780mmのボディサイズはエスティマが欲しいが大きすぎると嘆いていたユーザーを取り込むことに成功し一躍大ヒット

 初代エスティマは全幅が1800mmだった。1990年当時は全幅1800mmのクルマは少数派で、エスティマは欲しいが、大きすぎると販売の足かせとなっていた。

 その声に応えるようにトヨタが市場投入したのがエスティマルシーダ/エスティマエミーナの姉妹車だ。エスティマを縮小コピーしたようなモデルで、全幅は1690mmの5ナンバーサイズ、全長も短くして登場した。

 エスティマのようなワイド感、伸びやかさはないが、スタイリッシュなエクステリアデザインは健在で、『小エスティマ』と呼ばれ一躍大人気モデルとなった。

 そのミニバンで一世を風靡したルシーダ/エミーナも1代限りで消滅。

1994年にデビューしたオデッセイが乗用タイプミニバンブームを巻き起こしたことで、BOXタイプミニバンのルシーダ/エミーナは販売を大きく落とした

 その理由は、オデッセイの登場により乗用タイプミニバン人気が高まったことにある。実際にピーク時はルシーダとエミーナを合わせて月販2万台を超えていたが、オデッセイの登場後は販売台数を大きく下げていった。

 それから駆動方式の問題もある。エスティマと同様にシート下にエンジンを搭載するミドシップだが、ミドシップはコストもかかるため本家エスティマも2代目ではFF化することになり、ルシーダ/エミーナのためだけにラインを残すことは不可能だった。

 エスティマ同様にFF化も考えられたが、当時ノア/ヴォクシーの開発が大詰めで(2001年デビュー)、2LクラスのFFミニバンではバッティングするため、ルシーダ/エミーナの必要性がなくなっていたため、消滅となってしまった。

本家エスティマ譲りのミドシップレイアウトは製造コストが高く、このレイアウトの消滅はルシーダ/エミーナの消滅を意味していた

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