ダイハツのハスラー対抗車タフトは2020年7月上旬発売!
こうした情勢のなかで、2ダイハツは020年7月上旬にもハスラーの対抗モデルである「新型タフト」を投入する。同モデルは2019年末に生産中止した「キャスト・アクティバ&同スポーツ」の後継モデルとなる。
キャストはクロスオーバーSUVのコンセプトだが、5ドアハッチバックの乗用車的なテイストも含んでいるので、これが中途半端で売れ行き不振の原因と指摘されていた。
新型タフトは2019年7月にフルモデルチェンジした現行タントと同じプラットフォームを流用し、エンジン、駆動系、トランスミッション、足回りなどを刷新した軽自動車の新世代クロスオーバーSUVモデルだ。
新型タフトのボディサイズは、全長3395×全幅1475×全高1630mm。新型ハスラーは全長3395×全幅1475×全高1680mmだから全長と全幅は同じで、全高はハスラーのほうが50mm高い。
パワーユニットは直列3気筒660ccのNAと同ターボを搭載。これに2WD、4WD、CVTとの組み合わせとなる。安全パッケージの「スマートアシスト」は最新バージョンを標準装備する。
エクステリアデザインは現行ハスラーが直線的なボディシェルでまとめているのに対し、新型タフトは直線と曲面を融合させたソフト感覚のシンプルなスタイリングで違いを際立たせる方針である。
新型タフトの車両本体価格は130万~175万円程度に設定する見込み。新型ハスラーが136万5100~179万7400円(FF)だから、新型ハスラーに比べ若干安くなる。
キャストは3つのグレードのうち、アクティバ&スポーツがモデル廃止となり、スタイルが2020年3月頃の一部改良で商品ラインアップを強化して継続販売される見通し。
現行シリーズは在庫一掃セールで次第にグレード、ボディカラー、オプションパーツが限られるようになっている。
トヨタにはキャストシリーズが「ピクシスジョイ」としてOEM供給されていたので新型タフトも同様になると思われる。
新型タフトの月販目標は当面、4000台程度に設定される見込みだが、本音はハスラーに対抗し、あわよくば追い抜きたいスタンスで臨むに違いない。
2020年7月上旬の投入するとのことだから、6月の今夏のボーナスセールあたりから、事前の先行予約をスタートさせるはずである。
■新型ハスラー諸元表
・全長3395×全幅1475×全高1680mm
・ホイールベース:2460mm
・車両重量:830kg
・エンジン:直3ターボ+マイルドハイブリッド
・最高出力:64ps/6000rpm
・最大トルク:10.0kgm/3000rpm
・トランスミッション:CVT
■新型ハスラー価格:ハイブリッドG/136万5100円~168万4100円、ハイブリッドGターボ/145万9700~177万8700円、ハイブリッドX/151万8000~183万7000円、ハイブリッドXターボ/161万2600~193万1600円
■新型タフト予想諸元表
・全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1630mm
・ホイールベース:2460mm
・車両重量:850kg
・エンジン:直列3気筒DOHC、658cc
・最高出力:52ps/6900rpm
・最大トルク:6.1kgm/3600rpm
・トランスミッション:CVT
・価格:130万~175万円
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