証言1:首都圏スズキアリーナ営業担当者
「新型ハスラーは2019年12月中旬から先行予約をスタートさせ、今年1月20日の発売を機に現車の展示や試乗車の配置で本格的な販売態勢に入っています。
受注の内訳ですが、最上級のXターボの売れ行きが最も高く、シリーズ全体の40%を占めている。ついでNAのXが30%、20%がGターボ、GのNAが10%となっています。
上級グレードはLEDヘッドランプ、アルミホイール、プレミアムUV&IRカットガラスなどが標準装備になっていますので、これらが売りとなって引き合いが多くなっています。
車両本体からの値引きは5万円程度に引き締めていますが、3月いっぱいまでの受注分については残価設定クレジットの実質金利を1.9%と通常の3.5%よりも1.6ポイント引き下げています。
これは5年60回払いにすると、約20万円分を値引きしたのと同じですから、これが売れ行きを後押ししています。
いまや残価設定クレジットの利用者は新型ハスラー全体の60%以上に達しています。
対抗モデルの新型タフトが発売されると伝えらえていますが、新型ハスラーは初代モデルをはじめ膨大な代替え母体と商品力の高さに支えられているので、販売台数では負けない自信はあります。
ただバックにトヨタが控えているので安心できない状況になるのは確かですね」。
証言2:首都圏ダイハツ販売店営業担当者
「新型タフトは2020年7月上旬頃の発売と聞いています。6月には内容や価格が判明し、先行予約を開始するのではないでしょうか。
新型タフトは、キャストの3グレードの内、廃止されるアクティバ、スポーツの後継モデルになりますが、こちらは昨年末にオーダーストップとなり、現在最終的な在庫一掃セールに入っています。
残るキャストスタイルは女性に人気が高いので継続します。3月から改良モデルが発売になると聞いています。
新型タフトの直接の対抗車はハスラーで、都会派クロスオーバーなところは似ていますが、ハスラーよりもオフロード指向に振っています。ハスラーの最低地上高は180mmですが、新型タフトも同程度かそれ以上になると思います。
都会派クロスオーバーのニーズは高まっているので、タント、ムーヴ、ミライースに次ぐ第4の柱になることを期待しています」。
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