【新型ゴルフGTIの「顔」に賛否両論】デザインがヤバかった日本車5選


歴代プリウス(4世代)

■初代プリウス 1997年12~2003年9月

世界初の量産ハイブリッドとして1997年12月にデビューした初代プリウス

 デザインに違和感と言えば、4代目である現行プリウスの前期型が最もいろいろ言われているが、歴代プリウスはおしなべてクルマ好きの間ではそれなりに嫌われたし、欧米ではもっと嫌われた。

 その理由は「遅そう」で「弱そう」で運転が「つまらなそう」に見えるというものだった。

 クルマは美しくて強そうで、セクシーでなくてはならないというのが、欧米人の基本スタンスだ。その感覚からすると、初代プリウスはすべてが正反対で、彼らの違和感を強く刺激したようである。

 2代目、3代目プリウスは、日本では大ヒットしたが、欧米では初代とほぼ同じ理由で嫌われ、「セクシーじゃないクルマの代表」と見なされた。

■2代目プリウス 2003年9~2009年5月

4ドアセダンからワンモーションフォルムのファストバックスタイルで登場

■3代目プリウス 2009年5~2015年12月

デビュー当初、ヘッドランプの形にギョッとしたが時間が経つと慣れてきた

 プリウスを称賛するのは、頭でっかちのエコロジストだけじゃないだろうか。あとは大金持ちのセレブが、あえてポーズで乗るというところか。

 そして4代目の前期型は、その評判をひっくり返そうとしたのか、ガラリと変えて強烈な歌舞伎顔でトライしたが、今度は「醜い」という理由で嫌われてしまった。

 日本では、なんだかんだいって不動の大ヒット車のプリウスだが、欧米でのデザインの評価は「セクシーじゃない!」の代表選手だ。

■4代目プリウス 2015年12~

奇抜なヘッドライト、クリスマスの時に飾るツリーのようなテールライトなどデザイン的には不評だった
2018年12月のマイナーチェンジでフェイスリフトし、不評だった顔付きやテールランプが変更され、スタイリッシュになった

3代目プリメーラ/2001年1~2005年12月

前進させたキャビンと短いトランクをアーチ型のラインで結んだモノフォルムのデザインは日産デザインヨーロッパによるもの。特にセダンのスタイリングに対する専門家筋の評価は高く、経済産業省グッドデザイン賞「金賞」やドイツのレッドドットデザイン賞など数々のデザイン賞を獲得している

 それまでのヨーロピアン・スタンダード指向のデザインからガラリと変えて、非常に先進的で斬新なデザインをまとって登場した。

 当時私は一目見て「これはスバラシイ!」と感動したし、専門家の評価は非常に高かったが、一方で強い違和感を吐露する人は少なからずいた。

 鹿児島で行われた試乗会では、たまたま通りがかったオジサンが「こんなカッコいいクルマは初めて見たよ」と言ったりして、その斬新さは一般ユーザーにも響いたように思えたが、世界的に売れ行きは芳しくなく、最後のプリメーラとなってしまった。

 いまこのプリメーラを見ると、第一印象の感動はまったくなく、バランスが崩れていてあんまり美しくないなぁと感じる。3代目プリメーラの斬新さには、時間的耐久性はなかったようだ。反省。

発売当時はデザイン的に評価されたが、販売面では先鋭的なデザインという意味で同じテイストのデザインだったプリウスの足元にも及ばなかった

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