アルファードよりも…??王道の“定番車”でなくあえて個性派を狙え!!

■テーマ2 売れまくってる小型SUV 外し甲斐があるってもんだ!!!

 昨年(2019年)12月の登録台数、ライズはカローラに次いで第2位! ロッキーも合わせると第1位! 外したくてウズウズしてきた!

●【定番グルマ】トヨタ&ダイハツ ライズ/ロッキー

全長4mを切るサイズのコンパクトSUV。ダイハツの新プラットフォーム「DNGA」をコンパクトカーに取り入れた初のモデル。居住性、走りの上質感や安全装備など、あらゆる面でレベルが高く、これまでのダイハツによって開発された登録車に見え隠れした安っぽさはほとんどない。エンジンは、1.5Lクラス相当のトルクを発揮する1Lターボで、実用トルクはたっぷりだ

 小ハズシはクロスビー……ではなく、ここはシトロエンC3エアクロスでいってみたい。ライズもいいクルマではあるが、オシャレ感ではC3エアクロスが数千倍上回る。新車価格は約263万円からだけど、200万円ちょいの登録済み未使用車もあり、充分ガチンコで戦えるぞ。

●【小ハズシ】シトロエン C3エアクロス

シトロエンらしいポップでアバンギャルドなルックスが超オシャレさん! エンジンは3気筒の1.2Lターボでトルクフル。サスはシトロエンらしくふんわりソフトなのがうれしい。新車価格は約263万円からで、輸入車としてはリーズナブル

 中ハズシは憧れのジムニーシエラ。本格派オフロード車であり、かつまだまだ長い納車待ちで入手困難なクルマだ。価格的にはライズと同水準で、カッコよさは断然上! 周囲の評価も断然高いはず。

 辛抱強く納車待ちするもよし、プラス30万円くらいのプレミアで、登録済み未使用車を買うもよし。それだけの価値はあるぜ!

●【中ハズシ】スズキ ジムニーシエラ(新古車)

パッと見、Gクラスにもひけをとらないカッコよさ! 軽のジムニーと比べるとオーバーフェンダーが効いている。人気爆発で長い長い納車待ち中だが、プレミアを払ってでも中古車が欲しくなる。新車価格は179万円からだが、中古車はプラス30万円は覚悟だ

 どうせSUVを買うなら、最強Gクラスに跳んでみるのもステキだ。ライズからGクラスってのはまさにピンからキリ!

 新車は1000万円超、中古車相場も超高値安定ながら、300万円以下で買えるタマもあるにはある。

 20年落ち走行10万キロオーバーって感じになるが、大ハズシならそれくらいの冒険してナンボ! 間違いなく濃い体験ができるぜ

●【大ハズシ】メルセデスベンツ Gクラス(ド中古車)

フロント周りが丸みを帯びた新型に比べ、先代は軍用車そのもの。実に武骨でカッコイイ。ド中古でも値は張るが、クロカンの王者の風格は何物にも代えがたい!

■テーマ3 売れまくってる小型ミニバン どう外せばシブくなる?

 今一番売れてる“小型ミニバン”は、ルーミー4兄弟。これ、便利だけど決してそんなにいいクルマじゃない。

●【定番】トヨタ ルーミー/タンク/トール/ジャスティ

バカ売れ中のライズ/ロッキー同様、ダイハツによる開発・製造の小型車なれど、ライズ兄弟と違ってDNGAではないし、エンジンも非力な1L、NA(69馬力)が販売の約9割を占める。走りに関しては動けばよし、それより室内の便利装備やシートアレンジを重視したドンキ的小型ミニバンだ。 ただし売れゆきはずっと好調で、4兄弟を合計するとランキングのベスト3の常連

 ルーミーを買うよりライバルのソリオを選ぶほうが、クルマ好きとしては正解だ。

 なにせソリオには哲学がある。全幅は1625ミリ。登録車最小クラスで、その分取り回しがいい。エンジンも1.2Lだから1Lのルーミーより余裕がある。中身で選ぶなら小ハズシでソリオ!

●【小ハズシ】スズキ ソリオ

小型ミニバンの元祖。ルーミーに比べると車体は軽いしエンジンは1.2Lなので、ずっとパワフル。中身で選べばこっちになる

 ルーミー買うなら、別に軽スーパーハイトワゴンでよくね? というのは誰しもが思うこと。室内空間は大差ないし。

 同じダイハツのタントのほうが、シャシーが新開発のDNGAな分、骨格がずっとしっかりしてる。走りはマジで新型タントのほうがいい! 中ハズシはコレだ!

●【中ハズシ】ダイハツ タントカスタム

新型タントはDNGA採用。こんなに背が高いのに重心はビックリの低さ! 走りがイイ! 中身も充実! こっちのほうがイイ!

 そして大ハズシは、あえてあえてのプジョー1007。もちろん中古車しかないが、お値段は1ケタからせいぜい50万円ってところだから、ギャグでも買える。

 このクルマ、中身的にはなにひとついいところはない。セミATはガックンだし、後席は座面も床面も高すぎて超座りにくい。

 でも見てくれこのヘンテコさを! 両側とも1枚の電動スライドドアで、まるで宇宙船だべ? まさに大失敗のヘンテコグルマ! 大ハズシにピッタリだ。

●【大ハズシ】プジョー1007(中古車)

2006年から2009年にかけて販売された、プジョーの大失敗作。欧州車には珍しいトールボーイスタイルは、武士の商法だった。それでもピニンファリーナとのコラボによるデザインはSFチックで未来的。非日常を感じさせる

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