フランス車は壊れやすい。そんなイメージを払拭させる驚きの新サービスを、ステランティスが導入する。そのプログラムを見ていくと、万が一の故障時に代車を提供することだけにとどまらず、プラスアルファの内容が。メーカーの圧倒的な自信と覚悟とは!?
文:ベストカー編集部 鈴村朋己/写真:望月勇輝、ステランティス
【画像ギャラリー】どちらもオシャレ!! カジュアルなシトロエンとシックなプジョーの内装を見比べて(12枚)画像ギャラリーあと一歩が踏み出せないフランス車
フランス車の佇まいには、理屈抜きで人を惹きつける魔法がある。街中でふと目を奪われる、プジョーのライオンが描くシャープなラインや、シトロエンが醸し出すオシャレで唯一無二の世界観。そしてドアを開け、シートに身を沈め、走り出した瞬間に伝わるあの「操る悦び」は、一度味わうと頭から離れなくなる。
「いつかは、こんな素敵なフレンチカーライフを送ってみたい」
そう願いながらも、最後の最後でディーラーのショールームを前に足が止まってしまう人がいる。頭の片隅をよぎるのは、昔から囁かれるあの言葉だ。
「でも、フランス車って故障しやすいイメージがあるし、リスクが高いよね」。
オシャレなデザインや走りの個性という代価に対して、万が一のトラブルというリスクが見合わないのではないか。そんな不安が、私たちの熱い憧れに冷や水を浴びせてきた。だが、そんな時代はもう終わる。メーカーがその不安に、ついに“真正面から”向き合う決断を下したのだ。
ステランティスが挑む不安の早期解決
プジョーやシトロエンを展開するステランティス・ジャパンが発表した新プログラムの名前は、「Fun to Drive Care」。日常の買い物から、待ちに待った週末のロングドライブまで、ユーザーのカーライフを何があっても途切れさせない。そんな強い意思が込められた、これまでにない全く新しいサポートのカタチである。
特筆すべきは、その驚くべき内容だ。 対象となる新車を購入後、3年間の新車保証期間内に、万が一走行不能となるような機械的トラブルが発生した場合、正規ディーラーがすぐに代車を提供してくれる。ここまではよくある保証かもしれない。
しかし、このプログラムの本質はここからだ。 もしディーラーに対象車両が入庫してから、30日以内に修理が完了し、オーナーの手元に返却できる旨の通知が届かなかった際、なんと20万円がオーナーへキャッシュバックされるというのである。
これは単なる金銭的サポートではない。「愛車が長期間直らない」というオーナーの焦りや悲しみに対して親身に寄り添い、移動の自由とドライブ体験を絶対に守り抜くという、メーカーの圧倒的な自信と覚悟の表れなのだ。
「問題をしっかりと解決して、安心して素敵なフレンチカーライフを楽しんでほしい」。ステランティス・ジャパンでフレンチブランドを統括する小川隼平氏の言葉だ。気になる対象車種は、2026年6月1日以降に正規ディーラーにて受注・登録された、以下の最新かつ人気モデルから導入される。
・プジョー: 3008 ハイブリッド / 5008 ハイブリッド / リフター GTグレード
・シトロエン: C5 エアクロス ハイブリッド / ベルランゴ
現在は第一段階としてのスタートだが、将来的には「DSブランドでも実施していきたい」という頼もしい展望も語られている。この安心の輪は、これからさらに広がっていくはずだ。
フランス車が持つ個性豊かなドライビング体験を、心から、そして一番安心なカタチで楽しんでほしい。クルマそのものの魅力だけでなく、乗った後のサービスという両面から、ステランティスは私たちのブランド体験を豊かにしようとしている。
「壊れたらどうしよう」という、かつて作られた古いイメージを理由に、あの美しいクルマたちとの生活を諦めるのはあまりにも勿体ない。
「操る悦びに、安心を。」 その言葉を引っ提げたステランティスが、今、あなたの新しい一歩を力強く、そして優しく後押しする。
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