日本自動車界の最大の特徴といえば、その多様性、バラエティ豊かさにあると、本企画担当は確信しております。
車種、価格帯、ボディサイズ、パッケージング、用途、エンジン種類とさまざまなバリエーションが用意されており、そういった車を選び放題な国に生まれたことを、日々感謝している車好きは多いのではないでしょうか。
そしてだからこそ、「一生に一度は乗ってみたい」という車がたくさんあるのも、この国に生まれた車好きの宿命ではないでしょうか!
本企画ではバラエティ豊かな日本自動車市場のなかで、特に「一度はこれに乗ってほしい」という車を集めてみました! 2017年夏版です!
買わないまでも、買えないまでも! ディーラーに行けば試乗だってできちゃうんです! なんて素敵な話!!
文:ベストカーWeb編集部
■世界最強クラスのスポーツカーからファミリーカーまで
【スバルWRX STI 一生に一度は水平対向スポーツを! 386万6400円】
背中を押すひと言→言うまでもなく、日本が世界に誇る水平対向2Lエンジンを搭載する最強クラスのスーパースポーツセダン。
ランエボ亡きいま、このクラスの国産車はWRXのみ。考えたくもない話だけど、もし絶版になったらこんな車、21世紀のこのご時世では絶対に作れません。スバルが飛行機屋さんだったという矜持が車体全部から溢れてます。
【マツダ ロードスター 一生に一度はオープン2シーターを! 249万4800円(1.5S)】
背中を押すひと言→世界に影響を与えた初代ロードスターが誕生してから18年。あの頃のロードスターも楽しかったが、熟成を極めた現行型はまさに「人馬一体」そのもの。
ぜひ屋根を開けて箱根の山坂道を走ってもらいたい。三周くらい回って「車って……楽しい」という思いを強くするはず。
「定年後にでも」とお考えのそこの貴方! 定年したらそんな元気なくなるんですって! 買うなら今です! 今が買い時なんですって!
【トヨタ ヴェルファイア 一生に一度はハイエンドミニバンを! 357万8727円(2.5Z 7人乗り)】
背中を押すひと言→「あんなのに憧れるのはガキだけだ」と思っている車好き、多いんじゃないでしょうか。担当の友人もそうでした。
でも試乗して考え方が180度変わったそうです。それくらい広くてそれくらいあのオラオラ顔がクセになるそうです。恐ろしい。でも1回体験してみたい。
しかも下取りが高いから、乗り換える時に楽。家族も大喜び。ただし車庫が厳しいので、その点は注意。マジで車内があきれるくらい広いです。ポカーンって感じ。ポカーン。
【レクサス HS250h 一生に一度はレクサスとハイブリッドを! 434万7000円】
背中を押すひと言→レクサスでお買い物ですよ。いやもうホント、すげー気持ちいいらしい。
そしてハイブリッド初体験の皆さんにもぜひこの車はお薦めしたい。装備や性能に対してコストパフォーマンスが非常に高い(兄弟車であるSAIのコスパが悪すぎるともいう)。
なんだかんだ言って「今乗ってる車? んー、レクサス」って言いたい日ってあるじゃないですか。同窓会とか。そういう時のために人生で3年間だけ乗ってみるなら、HS250hを推します。
【マツダ デミオ 一生に一度はクリーンディーゼルを! 180万3600円(XD)】
背中を押すひと言→ちょっと古い車好きのなかには、「ディーゼル」という響きいアレルギーを持ってる人もいるんですよね(逆にすごくいい印象を持ってる人もいますが、そういう人はもう最近のディーゼルに乗ってるだろうからおいといて)。
そういう人にこそ乗ってほしい。すげー気持ちいいです。街中をちょこちょこ乗り回すのではなく、ちょっと遠出で真価を発揮するのがクリーンディーゼル。ドライブに、旅行に、ぜひ。病みつきになります。
☆ ☆ ☆
いかがでしたでしょうか。乗ってみたくなったでしょうか。
冒頭でも少し触れましたとおり、こういう車を、日曜日にでもフラッとディーラーに出かけたら試乗できちゃうんですよ。こんな幸せなことってなかなかないですよ。見てるだけでも楽しいのに。
そんなわけで、皆さまぜひ、自動車大国に生まれた幸せを噛みしめつつ、「次の愛車にちょっと考えてみようかな……」と思いを馳せてみてください。
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