子供の送り迎えに欲しいと思うクルマ
今までは公共の交通機関を使って子供の送迎をしていたが、コロナ禍をきっかけにマイカーに変更したいママもいるだろう。このニーズには、後席側のドアをスライド式にした軽自動車やコンパクトカーが適している。
中級以上のグレードなら、スライドドアに電動機能が備わり、雨天で傘を使っている時も乗り降りしやすい。電動スライドドアは特に幼い子供を抱えている時に重宝する。
このニーズで最も推奨度が高い車種は軽自動車のタントだ。助手席側の前後のドアを両方ともに開くと、開口幅がワイドに広がって乗降性がいい。
N-BOXは軽自動車では最大級の室内空間を備え、後席を後方にスライドさせると、車内の中央に広いスペースができる。
子供を後席のチャイルドシートに座らせる作業もしやすい。コンパクトカーならソリオを推奨する。背の高いボディだが、軽自動車に比べると安定性も優れ、高速道路や峠道を走る機会のあるユーザーにも適する。
■子供の送り迎えに欲しいというママにオススメ車1/DAIHATSU タント(660㏄/660㏄ターボ)
■ここがオススメ/助手席側のピラーをスライドドアに内蔵したから、前後ともにドアを開くと開口幅は1490mmに広がる。ベビーカーを抱えて乗り降りできる
■価格帯/136万9500~178万2000円
■ボディサイズ/全長3395×全幅1475×全高1755mm
■子どもの送り迎えに欲しいというママにオススメ車2/HONDA N-BOX(660㏄/660㏄ターボ)
■ここがオススメ/軽自動車では車内が最も広く、チャイルドシートを装着した後席を前方にスライドさせると、最後部に子供用の自転車などを積める
■価格帯/141万1300~212万9600円
■ボディサイズ/全長3395×全幅1475×全高1790mm
■子供の送り迎えに欲しいというママにオススメ車3/SUZUKI ソリオ(1.2L/1.2L、HV)
■ここがオススメ/全幅は1625mmだから小型車では狭めに抑えた。後席のドアはスライド式だから、狭い駐車場でも乗降性がいい。運転もしやすい
■価格帯/145万9080~221万9800円
■ボディサイズ/全長3710×全幅1625×全高1745mm
子供ができたばかりのファミリーにオススメのクルマ
子供が生まれたばかりのファミリーは、コロナ禍にかかわらず、クルマの必要性を感じることが多い。
先に挙げた子供の送迎に適した車種も推奨できるが、子供が幼い時(乳幼児)は、全高が立体駐車場でも使える高さに抑えたコンパクトカーでもいい。
フィットは全高が1550mm以下だから、マンションやショッピングセンターの立体駐車場を利用しやすい。
また、燃料タンクを前席の下に設置したから荷室容量も大きい。後席も広く、足元空間の前後寸法は、3ナンバー車のシビックを若干上まわる。
ファミリーにはコンパクトミニバンのシエンタも使いやすい。3列のシートを備えるので、2列目に2名分のチャイルドシートを装着しても、1列目と3列目に合計4名の大人が座れる。親子3世代で移動する時も便利だ。
■子供ができたファミリーにオススメ車1/HONDA フィット(1.3L/1.5L、HV)
■ここがオススメ/全長が4m以下で全高も立体駐車場を使える高さだが、後席と荷室は広い。歩行者を検知できる衝突被害軽減ブレーキなども採用する
■価格帯/155万7600~253万6600円
■ボディサイズ/全長3995×全幅1695×全高1515mm
■子供ができたファミリーにオススメ車2/TOYOTA シエンタ(1.5L/1.5L、HV)
■ここがオススメ/薄型燃料タンクの採用で3列目席の床も低い。膝の持ち上がる窮屈な姿勢にならず、コンパクトミニバンながら多人数乗車も快適だ
■価格帯/180万9500〜258万円
■ボディサイズ/全長4260×全幅1695×全高1675mm
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