フォトジェニックなアート空間 THE CITY
THE CITYは2つの空間に分けられている。ROOM1では「事故のない交通社会」をテーマにセンシング技術を表現している。
空間天井から赤い無数のレーザー光が降り注ぎ、そのなかを人が歩くと、センサーが検知し、レーザー光が人をよけて移動する仕組み。
ROOM2では「活性化する街」をテーマに、クルマと人、街が電力や情報をシェアしあう様子をイメージ。光る柱が無数に並び、柱の上に置かれたクルマのオブジェに手をかざすと光が様々な色に変化する。
ニッサン CHAYA CAFE
パビリオン内にあるニッサンCHAYA CAFEは、横浜ビールと共同開発した「日産オリジナルビール」やキリンビールとコラボしたオリジナルビアカクテルのほか、新しい日産のロゴや日産車が泡の部分に描かれるカフェラテなど豊富なドリンクを用意。
さらに地元神奈川の食材を使ったサラダ、パスタ、サンドイッチ、弁当、スイーツなどこだわりのメニューも提供する(価格帯:400~1800円。テイクアウトドリンクも提供)。
ここで提供されるサラダなどのメニューは電気と水だけで育てられた水耕栽培野菜を使っているという。
これぞ日産! と思わせるのが運転支援技術「プロパイロット2.0」を応用した、無人給仕ロボットにも注目したい。その名も「プロパイロットウエイター」。
わかりやすくいえば、キャスター付きのワゴンが自動で、注文した料理を自動で届けてくれるというもの。プロパイロット2.0技術により、テーブルの位置や来客者の位置を検知し、ぶつからないように素早く料理を運んでくれる。
さらにカウンターに置くだけで携帯電話が充電できるワイヤレス充電や、お皿のICチップに反応して、エネルギー情報をアニメーションでカウンターの上に映像が流れる「インタラクティブテーブル」など、未来の食事を表現しているのはおもしろかった。
またパビリオンでは、カフェの屋根に設置された太陽光パネルで発電した再生可能エネルギーを「日産リーフ」に蓄電し、そのリーフに溜めた電力をこのカフェの一部の電力として使用。
Nissan Energy Shareで謳う「つくる」「ためる」「つかう」を体現した、ゼロエミッション電源を実現したオフグリッドカフェとなっており、日産リーフのリユースバッテリーも活用することで、安定的な電力供給を可能にしているという。
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2020年8月1日から10月23日までと期間限定の開催は実に惜しい。ずっとやればいいのに……と思うほど素晴らしい施設だった。
子供と一緒に行ってみてはどうでしょうか? 将来、クルマ好きになるかもしれません。ただし、会場には駐車場がないので、公共交通機関でご来場ください。
【ニッサンパビリオン概要】
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
アクセス:JR・京急線横浜駅より、中央通路から東口に進み徒歩10分(はまみらいウォーク先)、みなとみらい線新高島駅3番出口より徒歩5分
オープン期間:2020年8月1~10月23日
営業時間:平日11:00~19:00、土日祝10:00~19:00
料金:無料
休館日:不定期
ニッサンパビリオンのホームページ
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