大阪の技術が活きたほんまもんのカーボンや!!
今回のカーボンキットは、ベアリングの中核部品を扱う「中西金属工業」(NKC、本社・大阪市)による新製法の多軸織カーボンを全ユニットに採用しているのが最大の注目ポイントで、塗装されていない状態で納品される。
このため、自分で好きなように元のカーボン地を見せたり、クリア塗装のみにしたりなどといった自由なカスタマイズが可能になっているのだ。
純正のコペンローブ、エクスプレイ、それにセロが850~870kgの車重だったのに対し、このキットを装着することでかなりの軽量化を見込めそうだ。
それにしても車両本体価格が187万3800~210万6000円のコペンに対し、いかに高コストなカーボンパーツとはいえ、95万円というキットはなかなか思い切った価格設定だと思うのだが、ユーザー側の反応は果たしてどんなものだったのだろうか。
そこで販売元のDスポーツに確認してみたところ、受注開始は9月となるのだが、すでに多くのユーザーからキットについて問い合わせが入っているらしい。今回の販売は試験的に限定30台となっているが、反響次第では第2弾もあり得るという。
今年に入ってから月販200~300台と対前年比40~50%のレベルにまで落ち込んでしまっているコペンだが、こんなパーツが販売されているだけでもユーザーからしてみれば嬉しいもの。第2弾にも期待したい!
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