総合ナンバーワンに輝く1台はいかに?
価格は横並びだ。装備が同等で比べやすい2WDのベーシックグレードで見ると、キャリイKCエアコン・パワステが88万8840円(3速AT)、ハイゼットスタンダードが90万1800円(4速AT)、アクティSDXが90万5600円(3速AT)になる。アクティはATが3速なのに価格が90万円を超えるが、荷台作業灯が備わる。
機能のバランスが最も優れている1位はキャリイだ。突出した特徴はないが、乗り降りがしやすく、荷台が低めで重い荷物も積みやすい。
エンジンは実用回転域の駆動力が高くて扱いやすい。対称的なのは2位のアクティで走りの評価が高い。高回転指向のエンジンを含めて、ホンダらしい軽トラックだ。
ハイゼットの走りはいま一歩だが、農業で働く女性を視野に入れて開発され、ピンクやオレンジの外装色を選べる。
スーパーUV&IRカットガラスなどを備えたビューティパックも用意した。いずれの車種も個性が豊かで、日本のビジネスを力強く支えている。

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