モーターショーといえば、次世代技術が満載の華やかな未来のクルマも魅力ですが、確実に市販が決まっているけど、発売直前のため「コンセプトカー」と名付けられた新型市販車が見られるのもモーターショーの醍醐味だったりします。
すでに各メーカーから発表されている出展概要の中から、市販確実でしかも注目度の高い(売れそうな)5車種をご紹介いたします。
東京モーターショーでこれらの展示車を見るなら、ぜひ近くにいるメーカー説明員に話しかけてみてください。
案外その車の製作を担当した偉いエンジニアだったりしますぞ。直接要望を届けたり、質問できる大チャンスです。
文:ベストカーWeb編集部 写真:NISSAN、TOYOTA、SUZUKI、MITSUBISHI
■日産 セレナNISMO 正式発表時期2017年11月
「発売は2017年11月」と、実質的に東京モーターショーでのお披露目→発表となったセレナNISMO。ベース車の販売台数が大きく、またユーザーからの引き合いも強かっただけに、ヒット車となることは間違いなし。
「エクステリアはNISMOらしい精悍なデザインと優れた空力性能を両立したデザインを採用し、インテリアは各所にNISMOカラーのレッドアクセントをあしらうなど、ドライバーの気持ちが高揚するスポーティーな演出を施しました。
また、専用のボディ補強やサスペンションチューニングなどにより、気持ちのよいハンドリングを実現するとともに、専用ECMやマフラーを採用し気持ちの良い加速フィーリングを実現しました」と、ボディ補強や専用の足回り、コンピュータチューン、専用マフラーが入るなどかなり手の込んだ内容であることがわかっている。
まだ公表されていないが、会場で説明員さんに直接聞いてみれば、「おおよその価格」は教えてくれるはず。
■トヨタ クラウンコンセプト 正式発表時期2018年夏
15代目となる新型クラウンのウリは「通信機能」。トヨタによると、「ビッグデータを活用し、お客様へ新たな価値を提供していく。
また、CROWN Conceptの市販モデルにも車載通信機を全車標準装備し、展開を図る」とのこと。おそらく通信機能を介した先進安全装備や快適装備となるもよう。
コンセプトカーとはいえサイズも発表されており、全長4910×全幅1800×全高1455mm、ホイールベース2920mm。従来型(現行型)と比べると全長で+15mm、全幅は同じで全高で+5mmとなっている。
パワートレーンは発表されていないが、本誌スクープ班の調査では直4の2Lターボ仕様と2.5L+モーターのハイブリッド仕様の二本立て。
一番予想外だったのが発売時期。トヨタによれば「2018年夏頃」とのことで、本誌予想より半年遅かった(すみません)。
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