ライバルも決して劣ってはいない
エルグランドにしても、オデッセイにしても、乗り心地や静粛性、動力性能、車室内の広さや快適性、衝突安全性、先進安全装備など、商品力がとても優れたミニバンであり、アルファードと比べても、決して劣っているわけではない。
しかし、アップダウンときついコーナーの峠道でハンドルをグイグイ切ってもしっかり走るミニバン、というアピールは、大部分のユーザーが望んではいないということは、日産もホンダも、この10年でよくわかったはずだ。
大ヒットした初代エルグランドの世界観を、丸々奪われた日産には、逆襲を望みたいところだが、現時点では、次期型エルグランドに関する前向きな情報はない。こうした、ライバルの自滅という好条件も、アルファード躍進の背景となっていると考えられる。
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