■IDx(東京モーターショー・2013年)
全長4.1mのコンパクトなFR4シータークーペで、上写真の「NISMO」のほか、よりシンプルな外観とされた「フリーフロー」(下写真)も用意された。NISMOは1.6Lターボを、フリーフローには1.2~1.5LのNAエンジンの搭載を想定。過去の日産車のイメージを取り込んだ外観など、日本のみならず世界でも高く評価された。
■インフィニティ エッセンス(ジュネーブショー・2009年)
440psを発生するV6、3.7Lターボに、160psのモーターを組み合わせたハイブリッドモデル。トランクにはルイ・ヴィトンとコラボした専用ブリーフケースが。
■インフィニティ Q50オールージュ(デトロイトショー・2014年)
R35GT-Rが積むVR38DETTを搭載し、出力は560ps/61.1kgm。0~100km/h加速=4秒以下、最高速=290km/h以上という高性能で、少量生産での市販が検討されていた。
【番外コラム】名車の影に名機あり 日産の名エンジン
日産で優れたエンジンといえばVR38DETT、RB26DETT、S20といった各世代のGT-Rに搭載されたものが真っ先に頭に浮かぶが、名機はもちろんほかにもある。
初代マーチの競技用モデル“R”と、その公道走行バージョンであるスーパーターボが搭載した「MA09ERT」、5代目セドリックが積んだ日本初のターボエンジン「L20ET」、S13シルビアなどに採用された「SR20DE」。
もちろんB110型サニーが搭載した「A12」もそうだ。OHVながら高度なチューンにも対応し、レースではDOHCエンジン車と互角の戦いを演じた。
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