「ドイツ車はハンドルが重たい、国産車はハンドルが軽い、アメ車はプラプラ」――。油圧式パワーステアリングが主流だった10年ほど前までは、ステアリングの操舵力について、このようにいわれていました。
現在はパワーステアリングが電動式へと置き換わったこともあり、極端な操舵力の違いは少なくなってきましたが、それでも、国ごとの速度レンジや、クルマの使用環境によって、操舵力の特性には違いがあります。
単純に「重い、軽い」というだけでなく、実は奥が深い操舵力。今回は、操舵力の重さと軽さのバランスや、トレンドの話、そして、国産車よりも輸入車がしっかりしているように感じる理由など、操舵力のあれこれについて、ご紹介していきます。
文:吉川賢一
写真:BMW、Mercedes-Benz、VW、TOYOTA、SUBARU
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